神奈川県大和市にある人気カーテンのオーダー専門店

コラム

― 織物デザイナー本田純子が生み出す、芸術的カーテンコレクション ―Sumiko Honda(スミコホンダ)①

2025.06.30

前回のコラムでは、川島織物セルコンの人気ブランド『Morris Design Studio』をご紹介しましたが、今回当店でも多くのお客様から気になるとお声を頂く『Sumiko Honda(スミコホンダ)』に関して詳しくご紹介させて頂きますので是非前回の記事も参考に比較してみてください!

川島織物セルコン|Morris Design Studio①

川島織物セルコン「Sumiko Honda(スミコホンダ)」

― 織物デザイナー本田純子が生み出す、芸術的カーテンコレクション ―

1. ブランドの歴史・魅力

川島織物セルコンが誇るテキスタイルデザイナー・本田純子(Sumiko Honda)が手掛けるオリジナルブランド。
自然の草花や日本の四季、伝統美術に着想を得て、絵画のような繊細なタッチと豊かな色彩で“窓辺にアート”を届けています。
一点ごとに意匠・質感・素材まで徹底的にこだわったコレクションは、国内外のインテリア業界からも高い評価を受けています。

織物デザイナー本田純子(Sumiko Honda)さんについて

● 経歴

  • 1956年、京都市生まれ。 
  • 京都市立芸術大学美術学部デザイン科卒業後、1980年に川島織物(現・川島織物セルコン)に入社。 
  • 以降、テキスタイルデザイナーとして約40年以上にわたり活躍。 
  • 1999年より自身の名を冠したオリジナルブランド「Sumiko Honda(スミコホンダ)」シリーズを発表。 
  • 国内外の著名なインテリア展示会でも高い評価を受け、IFデザイン賞やグッドデザイン賞受賞歴も。 

● 代表作

  • 「Botanical Garden(ボタニカルガーデン)」 
  • 「風の詩(かぜのうた)」 
  • 「雲の流れ」 
  • 「花水木」「クレマチス」「プランタン」「シルクフィール」など 
  • いずれも川島織物セルコンSumiko Hondaコレクションで展開 

Sumiko Hondaコレクションの特徴

  • 水彩画のような繊細なタッチ
    布地でありながら絵画のような美しさを持つ。 
  • 日本の四季や自然への深い愛情
    草花・樹木・風・光など自然モチーフが多い。 
  • 色彩のグラデーション表現
    独自の染色・織技術による豊かな色調と立体感。 
  • 生地としての質感や表情にもこだわり
    糸選び・織り・プリントすべてに一貫した美意識。 

一枚一枚が“窓辺のアート”となる存在感
「空間に詩情をもたらすファブリック」と国内外で高い評価。

 参考・出典

Sumiko Hondaおすすめカーテンシリーズ紹介

■ Added flowers(アディッド フラワーズ)

シリーズ品番:SH2996・SH2997・SH2998・SH2999

● シリーズ紹介・特徴

「Added flowers(アディッド フラワーズ)」は、
繊細なボタニカルモチーフがやわらかなタッチで幾重にも重なり合う、Sumiko Hondaらしい透明感あふれるファブリックです。
自然光が差し込むと、花びらの透明感や織の立体感がより繊細に浮かび上がり、窓辺をアートのように演出できるのが最大の魅力!
光や時間によって表情が変わるので、毎日眺めるのが楽しみになる窓辺に。
ボタニカル好きや上質なインテリアを求める方に、特におすすめしたいシリーズです。

● デザインの特徴

  • 柔らかい水彩画のような草花が重なり合い、奥行きと動きを感じるデザイン 
  • 花やリーフのひとつひとつが織で立体的に表現され、空間に上品な彩りとみずみずしさを与えます 
  • Sumiko Hondaならではの色彩感覚で、明るさと落ち着きを両立 

● 素材・仕様

  • ポリエステル100%(ウォッシャブル対応) 
  • 洗練された質感で日常使いしやすく、お手入れも簡単 

● おすすめの空間・ユーザー

  • ボタニカルや自然モチーフ、アート性をインテリアに取り入れたい方 
  • リビングや寝室、ダイニングなど、光の表情を楽しみたい窓辺  
  • “窓をアートにしたい”方や、やさしく洗練された空間づくりに

https://www.kawashimaselkon.co.jp/ja/SumikoHonda/collection/collection_003.html

■ 花ふくよかに アマリリス(Luxuriant flower, AMARYLLIS)

シリーズ品番:SH2938・SH2939・SH2940・SH2941

● シリーズ紹介・特徴

「花ふくよかに アマリリス」は、アマリリスの伸びやかで凛とした美しさを、繊細な刺繍調ジャガード織で贅沢に表現したSumiko Hondaの代表的シリーズです。
Sumiko Hondaならではの洗練と華やぎを、ぜひ実物のサンプルや光のもとでご体感ください。
窓辺を“アートのように”飾りたい方、特別な空間づくりに強くおすすめします。

花びらの厚みや生命力まで感じさせる立体感があり、まるで生花をそのまま窓辺に飾ったような豊かな存在感が魅力です。

  • デザインの特徴

    タテ糸に極細糸、ヨコ糸に光沢糸を使い、シルクのようにしなやかで上質な風合いに仕上げています。
    アマリリスの花は織だけで表現され、見る角度や光の当たり方によって美しい陰影と華やかな光沢感が生まれます。
    “ジョストラーレ(Giostrare)”の名の通り、リズミカルで動きのあるデザインが空間を上品に彩ります。

     

  • カラーバリエーション

    SH2938 R(レッド系)
    SH2939 LV(ラベンダー系)
    SH2940 BE(ベージュ系)
    SH2941 LO(ローズオレンジ系)
    どの色も深みがあり、高級感と落ち着きを両立。

● 素材・仕様

  • 組成:ポリエステル100%(ウォッシャブル対応) 
  • 巾:138cm 
  • リピート:タテ65.0cm/ヨコ34.5cm 

● おすすめの空間・ユーザー

  • フラワーモチーフやエレガントな窓辺が好きな方 
  • 上質なリビングや寝室、ゲストルーム 
  • シンプルな空間に「主役級のアクセント」を加えたい方 
  • 光沢感や刺繍調の美しい質感を楽しみたい方

https://www.kawashimaselkon.co.jp/ja/SumikoHonda/collection/collection_011.html

その他Sumiko Honda施工事例(イメージ解説)

艶やかなアマリリスが香るリビング 藤沢市の新築戸建て

リビングには、アマリリス柄のスミコ・ホンダ製カーテンとシェードをコーディネート。時間帯や光の変化で印象が変わり、白い壁紙によく映えます。
2014年代表作『ディリット』は、手描きアマリリスのふくよかな花びらや重なり合う茎を、複雑な刺繍調織りで表現。夜は色の奥深さ、日中は織り模様の美しさが際立ちます。
タッセルはクリスタル付きロープタッセルを合わせ、モダンな印象に。
今回はカーテン(赤)とシェード(オレンジ)の色をあえて変え、光の入り方に合わせて空間になじませました。
レースカーテンにはリネン素材を採用し、全体に上品な自然素材の質感をプラスしています。

詳しくは下記記事で写真多数にてご紹介させて頂いております。

艶やかなアマリリスが香るリビング|カーテン|新築戸建|神奈川県藤沢市

 

こんな方にSumiko Hondaはおすすめ

「美術館の絵画のようなカーテンをお部屋に飾りたい」「日常の窓辺をアート空間に変えたい」――
そんな想いを持つ方に、Sumiko Hondaのカーテンはぴったりです。
柄の大きさや色合い、光を通したときの美しさまで、実物でじっくり確かめながら選ぶひとときは特別な体験。
実際にお選びいただいた方からも、「他にはないデザインや生地の質感に一目惚れした」「部屋全体が明るくなり、家に帰るのが楽しみになった」といった声が多く届いています。

自分だけのとっておきのカーテンで、“心ときめく毎日”を過ごしたい方にこそおすすめしたいコレクションです。

 

当店からのご提案・アドバイス

Sumiko Hondaコレクションは「写真やカタログだけでは伝わらない繊細な色・質感」が魅力です。
専門店なら、実際の大きな生地サンプルを広げてお部屋の雰囲気とコーディネートしながら、最適なサイズやスタイル(ヒダの取り方・シェード仕立てなど)をご提案します。

オーダーカーテンならではの細やかな調整で、あなただけの特別な一枚をお選びください。

 

 

 

和田 千鶴子(イラスト)

🖋️ 和田 千鶴子(プランナー・カーテンアドバイザー)

商品を売るだけの販売ではなく、常にお客様の御要望に寄り添いながら御提案をさせて頂くことを心かけています。
「お客様の笑顔」のために頑張ります!
一押しのカーテン:いちご泥棒

-英国のデザイナー、ウィリアム・モリスの世界観を現代に-Morris Design Studio①

2025.06.26

「カーテンを“ただの目隠し”と思っていませんか?
本当に良いカーテンは、お部屋の雰囲気を大きく変え、暮らしの質を高めてくれます。
今回は、歴史ある川島織物セルコンの人気ブランド『Morris Design Studio』をご紹介します。」

川島織物セルコンとは?

ブランドの歴史・魅力

川島織物セルコンは1843年創業、日本の伝統技術と現代の感性を融合させる国内屈指のインテリアメーカーです。
中でも「Morris Design Studio」は、英国のデザイナー ウィリアム・モリスの名作パターンを、日本の住まいと暮らしに合わせて展開する特別なコレクション。
美しさだけでなく耐久性や機能性も兼ね備えており、本物志向の方に選ばれ続けています。


川島織物セルコン 公式サイト

Morris Design Studio(モリスデザインスタジオ)とは?

英国のデザイナー、ウィリアム・モリスの世界観を現代に

  • 19世紀のイギリスを代表するデザイナー「ウィリアム・モリス」のアーカイブデザインを、川島織物セルコン独自の織・プリント技術で再現。 
  • 「美しい生活を、誰もが楽しめるように」というモリスの哲学を現代の日本の住まいに。 
  • 上質な素材感・繊細な色合い・自然モチーフの柄が特徴。 
  • 全国の一流インテリアショップ・専門店でのみ展開される特別なコレクション。

Morris Design Studioは、カタログや画像では伝わらない「織の立体感」や「絶妙な色合い」が魅力です。
実際に生地を広げて、家具や床・壁の色と合わせてコーディネートをご提案します。
オーダーカーテンならではのサイズ・スタイル調整で、世界に一つだけの空間づくりを叶えましょう。

Morris Design Studioカタログ(デジタルブック)

「Morris Design Studio」代表カーテンのご紹介

■ いちご泥棒(Strawberry Thief)

時代を超えて愛されるウィリアム・モリスの代表作の一つで、モリスの別荘である「ケルムスコット・マナー」でいちごをついばむツグミを見て描いたデザインです。1882~1885年にモリス商会のマートンアビー工房で製作されていたハンドプリントを織物にしました。

  • 代表品番:FF1008(ドレープ)
    ※最新カタログや在庫は公式ページまたは専門店でご確認ください。   

     

  • 素材:ポリエステル100%(ウォッシャブル対応)、一部リネン・コットン混も展開 
  • デザインの特徴:「小鳥がいちごをついばむ」ストーリー性あるパターン。クラシックな英国調カラーから、現代のインテリアにも馴染むニュアンスカラーまで幅広く展開。 
  • 価格帯(参考)ドレープ:12,400/m 8,930/㎡ 巾:139cm
       

     

  • 取り扱い注意点
    ・直射日光や湿気が多い場所では生地の色あせ・劣化が進みやすいのでご注意ください。
    ・洗濯表示に従い、ご自宅での洗濯が可能なモデルも多いですが、レースや刺繍タイプはクリーニング推奨です。   

     

  • どんな方・空間に?
    ・アンティークや英国調の家具、クラシカルな内装に
    ・読書部屋や書斎、リビングの主役カーテンとして
    ・「本物のテキスタイル」を長く楽しみたい方   

     

■ フルーツ(Fruit)

ウィリアム・モリスのデザインの中でも有名なこのフルーツの柄は、1864年にモリスが第二作目の壁紙として描いたもので、当時は版木を用いてハンドプリントされていました。版木のやわらかく味わいのあるタッチを織物で表現しています

  • 代表品番:FF1021 
  • 素材:ポリエステル+リネン混 
  • デザイン:果実や枝葉がモチーフ。温かみある雰囲気で北欧ナチュラルにも好相性。 
  • 価格帯(参考):価格:9,000/m 6,530/㎡ 巾:138cm 
  • 注意点:リネン混生地は洗濯後の縮みがあるため、丈寸法には余裕を持つのがおすすめ。 

※記事内の品番・価格は2025年6月時点の参考です。最新情報や在庫状況は必ず公式サイトまたはご来店時にご確認ください。

施工事例(イメージ解説)

● 事例1:モリス「いちご泥棒」×クラシックリビング

重厚なウォールナット家具と合わせて。
ブルーグリーンの「いちご泥棒」は落ち着きと華やかさを両立。壁紙やラグがシンプルでも、カーテンが空間のアクセントに。

当店の施工事例は写真多数で過去記事でご紹介させて頂いていおりますので是非ご覧ください!

「ご主人がウィリアム・モリスのデザイン好き、奥様はいちごや鳥のモチーフが好きというご夫婦が、新居のカーテンにモリスの「いちご泥棒」柄を選ばれました。二人の好みが反映されたカーテンでお部屋の雰囲気が一変し、「これから何十年も飽きずに過ごせそう」と奥様も大満足されています。

カーテンミュージアムでの購入を決めた理由は、「カーテンのプロに相談でき、細部まで納得して決められたから」。他店ではピンとこなかったものの、専門店ならではの丁寧な説明や、実際に自宅で採寸しながら疑問に一つ一つ答えてくれる姿勢に信頼感が生まれ、安心して依頼できたとのことです。」

 

本物は美しく説得力がある。ウィリアム・モリス『イチゴドロボウ』

 

選び方アドバイス!

  • モリスデザインは「柄の見せ方・生地の質感」で大きく印象が変わるため、実物を広げて比較するのがおすすめ。 
  • お部屋の色味・光の入り方に合わせたコーディネート提案は、専門スタッフにお任せを。 
  • オーダーカーテンなら丈・幅はもちろん、スタイル(2倍ヒダ・フラット・プレーンシェードなど)も自由自在。 
  • 一窓からお部屋全体まで、「あなただけの特別な空間づくり」が叶います。 

 

まとめ

「モリスデザインスタジオ」のカーテンは、量販店や通販では味わえない“本物の美しさ”と“長く愛される価値”があります。
気になる方は、ぜひ一度、専門店で実物の質感や色合いを体感してください。

気になる品番やお部屋づくりのご相談は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
専門スタッフが生地サンプルの取り寄せ、最適なサイズ・仕様のご提案、現地での採寸・施工までサポートいたします。

 

 

和田 千鶴子(イラスト)

🖋️ 和田 千鶴子(プランナー・カーテンアドバイザー)

商品を売るだけの販売ではなく、常にお客様の御要望に寄り添いながら御提案をさせて頂くことを心かけています。
「お客様の笑顔」のために頑張ります!
一押しのカーテン:いちご泥棒

カーテン・シェード・ブラインド・ロールスクリーン|違いと使い分け完全ガイド

2025.06.23

「カーテンとブラインドってどう違うの?」「うちの窓には何が合う?」

そんな声にお応えして、4つの窓周りアイテムの違いと使い分け方を専門店目線でまとめました。

まずは一覧で比較!それぞれの特徴まとめ

アイテム 素材・見た目 操作性 機能性 おすすめの設置場所
カーテン 布/柔らかさ・温もり 開閉が簡単/遮音性あり 遮光・断熱・装飾性◎ リビング・寝室・子供部屋
シェード 布/上下にたたむスタイル すっきり&軽やか 装飾+視界調整に◎ 腰高窓・小窓・カフェ風空間
ブラインド 羽根状(アルミ・木製など) 光の角度を細かく調整 調光◎/遮音・断熱△ 書斎・キッチン・水回り
ロールスクリーン 1枚布を巻き上げる構造 スッキリ/省スペース 遮光・目隠し・装飾に優秀 洗面所・玄関・間仕切り

まとめ

カーテン・シェード・ブラインド・ロールスクリーンは、それぞれ素材や操作性、機能性に特徴があり、設置場所によって使い分けが効果的です。柔らかく装飾性に優れたカーテン、スッキリした見た目のシェード、調光に強いブラインド、省スペースなロールスクリーンなど、空間に合わせて最適なアイテムを選びましょう。

 

目的別|こんなときはこれがおすすめ!

① 採光+プライバシーを両立したい

→ カーテン(ミラーレース)+ドレープ

日中は光を取り入れつつ外から見えにくく、夜は厚地でしっかり遮光できます。

当社の施工事例:木の温もりを感じるナチュラル空間|カーテン|新築戸建|横浜市泉区

 

② すっきりした見た目&省スペース

→ ロールスクリーン or シェード

小窓・腰高窓や、家具の干渉が気になる場所に最適。

当社の施工事例:リビング吹抜け窓|ニチベイサンフレクト遮熱|室内足場設置|ロールスクリーン|新築戸建|神奈川県大和市

 

③ 光を演出したい/ナチュラル空間に

→ 木製ブラインド or リネンシェード

光と影を活かすことで、柔らかな空間づくりができます。

当社の施工事例:ウッドブラインド|カーテン|新築戸建|神奈川県大和市

 

④ 水回り/油汚れが気になる場所

→ アルミブラインド or 撥水ロールスクリーン

掃除しやすく、湿気にも強い素材が◎

当社の施工事例:ミックスルーバーでつくる自分だけのインテリア|カーテン|神奈川県綾瀬市

 

「なんとなく」ではなく「意味のある選択」を

見た目だけで選ぶと、使い勝手や快適さにギャップが生まれます。

カーテンミュージアムでは生活スタイル・部屋の使い方・日当たりまで含めて、最適な窓まわりを提案しています。

 

「うちの窓にはどれが合うんだろう?」そんな疑問も、どうぞお気軽にご相談ください。

カーテンミュージアムではカーテン相談・空間コーディネートのご相談も承りますので是非お任せください!

 

 

 

太田雅也(イラスト)

 

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。

 

 

 

 

 

カーテンが織りなす物語【カーテンものがたり第5話】

2025.06.19

カーテンが織りなす物語      

カーテンミュージアムに来られるお客様は、皆さまそれぞれにストーリーを持っています。

カーテンが織りなす物語。カーテンは、ただの布ではありません。

ときにそれは、小さな命との思い出をやさしく包む、静かな場所でもあります。

 

今回の物語は「カーテンともう1人の家族」

あの子がいた風景を、そっと思い出してみてください。

カーテンの向こうにいた、君

初めて君が家に来た日。

 

ダンボールからそっと顔を出して、

しばらくすると、レースのカーテンの影に隠れた。

 

そこが、君にとっての「安心できる場所」になった。

子猫だった君は、毎朝そのカーテンにじゃれついて、

ゆらゆらと揺れる影を追いかけていた。

 

窓辺に座って、外のスズメをじっと見ている君の背中。

光の中で、カーテンの影がやさしく君を包んでいた。

 

季節が巡って、君は年を重ねた。

もう飛び跳ねることはなくなって、

それでも君は、いつもあのカーテンのそばにいた。

 

ある春の午後、君は静かに目を閉じた。

日差しがレース越しに差し込んで、

いつもと同じように、そっと君をつつんでいた。

 

それからしばらくして、わたしたちに新しい家族ができた。

まだ小さなその子も、やっぱりあのカーテンが好きで、

影の中から、まるで君のように覗いている。

 

あの子がいなくなっても、

カーテンは、ずっとそこにある。

 

カーテンの向こうにいた、君。

今でも、ときどきあの影が揺れて見える気がするんだ。

 

暮らしの記憶を、そっとつつむ存在として

ペットと暮らした日々。

そのやさしい時間を、そっと覚えていてくれるのが、カーテンかもしれません。

カーテンミュージアムでは、そんな気持ちにも寄り添えるような、

暮らしにふさわしい一枚をお選びいただけるようお手伝いしています。

 

神奈川県・大和市周辺でオーダーカーテンをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

和田 千鶴子(イラスト)

🖋️ 和田 千鶴子(プランナー・カーテンアドバイザー)

商品を売るだけの販売ではなく、常にお客様の御要望に寄り添いながら御提案をさせて頂くことを心かけています。
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一押しのカーテン:いちご泥棒

カーテンと照明・エアコンの関係|空間のプロが教える意外な盲点

2025.06.16

カーテンは「光を遮る」「空間を彩る」だけの存在ではありません。

実は照明の印象や、エアコンの効き方にも大きく影響しているのをご存じでしょうか?

この記事では、インテリアの専門店として、照明・エアコンとカーテンの“本当の関係”について、意外なポイントも含めてご紹介します。

 

カーテンと照明の「相性」、意識したことありますか?

光の色温度 × カーテンの色・素材

電球色 × 暖色カーテン → 空間が落ち着く

昼白色 × 寒色カーテン → スッキリとした印象に

逆にすると「くすんで見える」ことも

照明の色によって、カーテンの色味や質感の“見え方”が変化するんです。

 

レースカーテンが“光の演出”を左右する

リネン,施工事例,オーダーカーテン,自然素材

日中:自然光を柔らかく拡散

夜間:室内照明の明かりを“和らげる”効果

素材によって「光の陰影」や「影の出方」が変わる

カーテンを選ぶとき、照明の色や照らす方向も一緒に考えると、空間の完成度がぐっと上がります。

 

エアコンとカーテンの“微妙な距離感”が空調効率を左右する

エアコンの風がカーテンに当たると…?

風でバサバサ動く → 見た目が気になる/音が気になる

冷暖房の風が遮られ、効率が落ちる

窓側で結露やカビの原因になることも

 

こんな配置は要注意

カーテンの上にエアコン → 風が通らず暖まりにくい

窓際のエアコン真下にカーテン → 結露・風ムラが発生

解決するカーテンの工夫とは?

風を通しにくい裏地付きカーテンで冷暖房を効率化

遮熱・断熱レースで夏冬の室温をキープ

丈を調整して風の流れを妨げない工夫

 

間取り・照明・エアコンを考えたカーテン提案が、プロの仕事

いちご泥棒

空間の快適さを考えたとき、カーテンは「仕上げの装飾」ではなく「空間機能の一部」です。

インテリア全体のバランス、照明の印象、空調の流れ…

すべてを見ながらご提案するのが、カーテンミュージアムのこだわりです。

 

まとめ|“なんとなく”では選べない理由があります

照明も、エアコンも、カーテンも。

それぞれがバラバラだと、せっかくの空間もどこかチグハグに。

「暮らしに合ったカーテンを選びたい」

 

カーテンミュージアムではカーテン相談・空間コーディネートのご相談も承りますので是非お任せください!

 

 

 

太田雅也(イラスト)

 

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。

 

 

 

 

 

カーテンのジャストサイズとは?高さ・幅・測り方をプロが解説

2025.06.12

「カーテン、サイズは“なんとなく”で選んでいませんか?」

「なんとなく既製品のMサイズを選んだら、取り付けてみたら丈がちょっと短くて…」なんて経験、ありませんか?
実はカーテンは、数センチの違いでお部屋の雰囲気も、光の入り方もガラリと変わるんです。
この記事では、カーテンのプロが考える“ジャストサイズ”の基準から、DIYで簡単にできる採寸方法まで、ゆるっと丁寧にご紹介します。

なぜ“サイズ感”で後悔する人が多いのか?

  • 「丈が短い」「幅が足りない」「光が漏れる」…
    既製品のサイズで“とりあえず間に合わせ”にすると、取り付けた後で意外と気になるポイントが次々と出てきますよね。
    「丈が短くて下が見えちゃう」「幅がギリギリでヒダがきれいに出ない」「レールの隙間から光がすり抜ける」など、見た目も機能もどこかスッキリしないまま使い続けることに…。

  • 見た目も機能も不完全なまま
    「まあ使えるからいいか」と放っておくと、朝晩の眩しさやプライバシー問題にストレスが溜まってしまいます。
    サイズで失敗しないためには、“ちょっとの差”を軽視しないことが大切です。

理想のカーテンの【高さ】とは?

掃き出し窓(床までの窓)

  • 床から1~2cm浮かせるのが基本
    カーテンが床に引きずられず、程よく“ふわっ”と浮くのが美しいポイント。お掃除ロボも引っかかりにくくて安心です。

  • 少し長めにして“ドレープ感”を出すのも◎
    海外インテリアのように、床に“ちょい溜まり”をつくると高級感アップ。お部屋の雰囲気を一気にランクアップさせたいときにおすすめです。

腰高窓

  • 窓枠下+15~20cmが基本
    窓枠ギリギリだと窮屈に見えるので、少し高めに取り付けるとバランスが良くなります。

  • 家具との位置関係に注意
    ソファやテーブルにかぶらないよう、家具配置も考慮して。窓辺のレイアウトを楽しみましょう。

窓枠内に設置する場合

  • ジャストサイズに見えても、実寸より5〜10mm短めに
    ギリギリぴったりは実は危険。5~10mmほど短くしておくと、カーテンの開閉がスムーズになります。

理想のカーテンの【幅】とは?

  • “たっぷりめ”が基本
    幅を多めにとってヒダを作ると、光をやわらかく拡散してくれて見た目もふんわり。

  • レール幅 × 1.05〜1.1倍(片開き)
    片側だけ開け閉めするタイプはこれくらいでOK。

  • レール幅 × 1.5〜2倍(両開き+ヒダあり)
    両サイドから開くタイプなら、1.5~2倍で贅沢にヒダを。

  • 生地によって“ドレープの出方”は異なるので要注意
    厚手の生地はヒダがしっかり出やすく、薄手の生地は少し多めにとるとバランスが良くなります。

  • レースカーテンとの組み合わせで気をつけること

    • 外側(ドレープ)と内側(レース)の丈を揃える

    • レースをあえて数センチ短くする

    • 横幅も重なりしろを意識して設計

    • 機能性レースは少し広めにとると、美しいシルエットに仕上がります。

自分でできる採寸方法(チェックリスト)

  1. 必要な道具を準備
    メジャー、脚立(または踏み台)、メモ帳・ペンを用意しましょう。

  2. 測る位置は2ヵ所から

    • レールの内側

    • 取付け金具の下

  3. 左右のバランスを見るため、両端・中央で3点測定
    窓枠が微妙に歪んでいることもあるので、最低3ヵ所は測って平均をとるのが安心です。

  4. 不安な方はプロの無料出張採寸を活用
    「自分で測る自信がない…」という方は、ぜひ無料サービスを利用してみてください。プロの採寸なら、失敗の心配がグッと減ります。

まとめ|サイズ感で“印象と満足度”が変わります

カーテンは、ほんの数センチでお部屋全体の印象を左右する“名脇役”。
「窓に合っていればOK」ではなく、お部屋のスタイルや家具配置まで考えてピッタリの一枚を選ぶことで、毎日の暮らしがもっと快適に、もっと素敵になります。
これを機に、ぜひ“ジャストサイズ”のカーテンで、お部屋の雰囲気アップを楽しんでみてください!

 

 

神奈川県・大和市周辺でオーダーカーテンをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

・当店では無料相談/見積り&現地採寸を実施。お客様にとってベストな1枚をご提案。

カーテンミュージアムでは季節に合わせて最適なカーテン選びをご提案させて頂いておりますので是非お立ち寄りください。

 

 

 

太田雅也(イラスト)

 

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。

 

 

 

 

 

間取り・方角・部屋別で“最適な1枚”を選ぶには?

2025.06.09

カーテンの選び方|間取り・方角・部屋別

「カーテンはお部屋に合ったものを選びましょう」とよく言われますが、 実際に“何を基準にどう選ぶべきか”は、意外と分かりづらいものです。 この記事では、間取りや方角、部屋の用途に応じたおすすめカーテンをご紹介。 専門店ならではの提案視点で、後悔しない選び方をお届けします。  

カーテン選びは「空間」と「光の向き」から考えるとスムーズ

部屋の方角や階数、過ごす時間帯によって、カーテンに求められる役割は大きく変わります。   日差しの強さ・入り方(東西南北) 室温・湿度の変化(季節や構造) 外からの視線・生活音の有無 「素材」「色」「遮光性」なども、お部屋の条件に合わせて選ぶことで、ぐっと快適に暮らせます。  

部屋別・方角別のおすすめカーテンとその理由

リビング|家族が集まる空間には“光と温度”のバランスを

南向き:遮熱・UVカット機能付きのドレープ+レース 北向き:明るめカラー+保温性のある厚手カーテン

1階・道路側:ミラーレース+遮像性重視で防犯にも配慮

リビングは「昼夜の光の変化」と「外とのつながり」が大切な空間。 機能性とデザインのバランスが求められます。  

リビングのカーテン事例はこちらから

 

寝室|ぐっすり眠るための“遮光と静けさ”を重視

東向き:朝日対策に遮光1級カーテンが◎

西向き:夕方の西日+夏の熱対策を意識

マンション高層階:遮光+断熱+静音性に配慮 “真っ暗が落ち着く人”には遮光1級、“朝日は欲しい”人には遮光2級や調光タイプなど、好みに応じて調整するのがポイントです。  

ウィリアムモリスカーテン│FF1035│植物柄カーテン

寝室のカーテン事例はこちらから

 

子供部屋|明るさ・安全性・汚れにくさが大切

遮光はやや控えめで、日中も明るさを確保 汚れに強く、洗える素材(ポリエステルなど) 安全対策(コードレス/遮熱素材)にも注目  

子供部屋のカーテン事例はこちらから

 

和室|落ち着いた空間に“素材感”で調和を

麻や綿など自然素材のカーテンで風合い重視 すだれ調ロールスクリーンやプリーツスクリーンも◎  

和室のカーテン事例はこちらから

 

書斎・ワークスペース|光と集中力をコントロール

モニターへの反射を防ぐ、光拡散系のレース 遮音性・落ち着いたトーンで集中力UP ロールスクリーンでスペース効率を高めるのもおすすめ  

書斎のカーテン事例はこちら

 

迷ったときは「現地確認」がおすすめな理由

「実際に吊ってみないと分からない」――そう思ったことはありませんか? 壁紙・家具・床材との相性 光の入り方や陰影 窓の高さや開閉方向とのバランス カーテンミュージアムでは、出張コーディネートで現地の光・色・素材を確認しながらご提案します。  

まとめ|“暮らしに合うカーテン”を一緒に選びませんか?

カーテンは、ただの布ではありません。 光・空気・暮らしの雰囲気を左右する、大切な空間の要素です。 「どれを選べばいいか分からない」 神奈川県・大和市周辺でオーダーカーテンをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。  

 

 

 

太田雅也(イラスト)

 

🖋️ 太田雅也(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

施工する立場からカーテンの販売、取付に関する疑問をアドバイスさせて頂きます。 一押しのカーテン:【川島】やっぱり男はギターが好き。(弾けないですが…)

 

 

 

 

カーテン選びで失敗・後悔しないために|専門店が伝えたい5つのポイント

2025.06.05

 

「思っていたよりサイズが合わない…」
「色や柄が、部屋の雰囲気に合わなかった…」
カーテン選びに関する“ちょっとした後悔”は、意外と多いものです。

この記事では、実際によくある失敗例と、それを防ぐための専門店視点のアドバイスをご紹介します。

どうしてカーテン選びで後悔する人が多いのか?

カーテンは、暮らしの中では「後回しにされがち」なアイテム。
でも、実際には部屋の印象・快適性に直結する重要なインテリアです。

「とりあえずこれでいいか」で選んでしまった結果、後悔する人も少なくありません。

よくある失敗・後悔のパターン

サイズが合わなかった

  • 既製品を買ったら丈が足りなかった…
  • 巾が中途半端で、隙間から光が漏れる…

→ 原因:測り方が分からないまま購入/窓の種類に合った選び方を知らなかった

色・柄・素材が思っていたのと違う

  • ネットで見た色と、実際の印象が違った…
  • 素材感が想像と違い、部屋に合わなかった…

→ 原因:照明・家具・壁紙との相性を想定していなかった

機能が足りなかった(遮光・遮熱など)

  • 夏に暑い/朝まぶしくて眠れない/冬に寒い…

→ 原因:見た目だけで選び、機能面を確認しなかった

自分で取り付けてうまくいかなかった

  • カーテンレールが合わなかった/取付位置がずれて部屋のバランスが悪くなった…

→ 原因:施工の難しさや注意点を知らなかった

お手入れ・メンテナンスを考慮していなかった

  • 頻繁に洗いたいのに洗濯表示が「家庭洗濯不可」だった…
  • 汚れが目立ちやすい素材を選んでしまい、掃除が大変だった…

→ 原因:素材ごとのメンテナンス方法や洗濯可否を確認していなかった

 

これら5つの後悔事例は非常に多くのお悩みとしてご相談を頂くことが多いですが、

今回これらについてのアドバイスをまとめてみました。

専門店からのアドバイス

  1. サイズ選びは現地採寸がベスト
    現地で窓枠から床まで、奥行きや壁の出っ張りも含めて正確に測ります。オーダー時には「レールから床まで+ゆとり」の寸法を必ず確認しましょう。
  2. 現地での色・素材・光の見え方確認が安心
    サンプルを窓際で実際に当てて、昼間・夜間の照明を点けた状態で色味をチェック。家具や壁紙との相性もその場で見比べられます。
  3. 遮光・遮熱・防音など暮らしに合った機能提案が可能
    暑さ・寒さ対策や、道路沿いの騒音対策、防音性のある素材など、ライフスタイルに合わせた機能性を専門店でアドバイスしてもらいましょう。
  4. 施工まで自社で完結するので、仕上がりまで安心
    カーテンレールの種類や設置方法を熟知したスタッフが取り付けることで、見た目・使い勝手ともにバランスの取れた仕上がりになります。DIYが不安な方はプロに任せるのが得策です。
  5. 素材選びはお手入れ性も重視
    リネンやシルクなどの天然素材は見た目は美しいですが、洗濯不可やクリーニング対応のみなど、メンテナンスに手間がかかる場合があります。汚れやすい場所には、水洗い可能なポリエステル混紡などお手入れしやすい素材を選ぶのが安心です。

私たちは、お客様が“いいものを永く使える”ように、専門店としてサポートしています。

 

まとめ|カーテン選びは、暮らしづくりの第一歩

カーテンは、ただの布ではなく暮らしの空気感をつくる大切なインテリア。
だからこそ、「失敗しない選び方」にはプロのサポートが大きな安心につながります。

ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
私たちが、あなたの暮らしにぴったりの一枚をご提案いたします。

 

神奈川県・大和市周辺でオーダーカーテンをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

・現在夏を快適に過ごすリネン素材のカーテンも豊富にご紹介させていただいております。

・店頭では人気のカーテンメーカーの様々な種類から季節ごとのおすすめ生地を手にとって確認頂けます。

・当店では無料相談/見積り&現地採寸を実施。お客様にとってベストな1枚をご提案。

カーテンミュージアムでは季節に合わせて最適なカーテン選びをご提案させて頂いておりますので是非お立ち寄りください。

 

 

 

太田雅也(イラスト)

 

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。

 

 

 

 

 

カーテンが織りなす物語【カーテンものがたり第4話】

2025.06.02

カーテンが織りなす物語      

カーテンミュージアムに来られるお客様は、皆さまそれぞれにストーリーを持っています。

「どうせなら少しでも良いものを選びたい」「お金を出す価値のあるものを」――
そうした“良いもの志向”の方もいれば、「母が大事にしていたから」「旅先で見かけたあのカーテンが忘れられなくて」という想いで選ばれる方もいらっしゃいます。

カーテンは、暮らしの中にある「記憶の風景」。

時間をかけて寄り添い、家族の記憶を見守ってきたもの。

今回は、「人生をともに歩んだカーテン」のお話です。

家族をつつむ、一枚のカーテン

結婚して、ふたりで選んだ新しい家。

家具よりも先に決めたのは、リビングのカーテンだった。

 

「朝日が入るから、やわらかい色がいいね」

「このカーテンにしよう。長く使えそうだね」

 

そして、そのカーテンは家の中で一番早く、朝を迎える場所になった。

 

数年後、子どもが生まれた。

 

ハイハイのころ、カーテンの裾をつかんで笑っていた。

小学生になると、そのカーテンの前でランドセルの写真を撮った。

高校生になると、あまりカーテンを開けないようになった。

そしてある日、スーツケースを持って玄関を出て行った。

それからしばらくして、戻ってきた我が子は、伴侶と共にこう言った。

 

「この家、2世帯にして一緒に住まない?」

あの日から30年。リビングの窓辺には、あのときのカーテンがまだある。

春の光がやさしく差し込む午後。

赤ちゃんが、カーテン越しに微笑んだ。

 

—— そう、カーテンはただの布じゃない。

 

家の一部であり、家族そのもの。

この窓辺がずっと“おかえり”と言ってくれるように。

「カーテンとともにある暮らし」

カーテンは、人生を見守り続ける“無言の家族”のような存在。

カーテンミュージアムでは、

そんな“物語のある一枚”をお客様と一緒に見つけていきたいと考えています。

 

家族のこれからに寄り添うカーテンをお探しの方、ぜひ一度、私たちにお話をお聞かせください。

 

 
神奈川県・大和市周辺でオーダーカーテンをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

和田 千鶴子(イラスト)

🖋️ 和田 千鶴子(プランナー・カーテンアドバイザー)

商品を売るだけの販売ではなく、常にお客様の御要望に寄り添いながら御提案をさせて頂くことを心かけています。
「お客様の笑顔」のために頑張ります!
一押しのカーテン:いちご泥棒

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