【エピソード】「1mmの狂いもない図面」に込められた、ご主人様の情熱と私たちが現地採寸にこだわる理由
- 2026.04.23

こんにちは。
神奈川県大和市のオーダーカーテン専門店カーテンミュージアムです。
春の光が心地よい季節ですね。
先日、ある初老のご夫婦がショールームを訪ねてくださいました。
「窓枠の中にレースカーテンを納めて、その上からロールスクリーンで光をコントロールしたい」という、こだわりが詰まったご相談でした。
お話を伺いながら、ご主人様がそっとテーブルに広げられた資料を見て、私は言葉を失いました。
プロも驚愕した「自作の空間図面」
そこにあったのは、単なるメモ書きではありませんでした。
ご自宅にある10面分の窓、そのすべてに対して、窓枠のサイズはもちろん、「枠から天井まで」「枠から床まで」「左右の壁までの距離」。
さらには、「既存のカーテンレールがどれだけ手前に飛び出しているか」という奥行きまで、
寸分たがわぬ精度で描かれた自作の空間図面だったのです。
あらかじめ寸法を測ってこられる几帳面なお客様は多くいらっしゃいますが、ここまでの「職人の領域」とも言える完璧な計測は初めての経験でした。その図面の丁寧さ、美しさに、ご主人様の「この家を最高のものにしたい」という深い愛情と熱量を感じ、胸が熱くなりました。
なぜ、そこまで「数字」が大切なのか?
カーテンやブラインドの設置において、数センチ、いえ、数ミリの差が「美しさ」を決定づけます。
特に今回のように「枠内」と「外側」を組み合わせるスタイルでは、レールの厚みやロールスクリーンの巻き径(ボリューム)を計算し尽くさないと、窓枠に干渉したり、不自然な隙間ができてしまったりします。
ご主人様がこれほどまでに緻密に測られたのは、きっとその「わずかな違和感」が空間の質を損なうことを本能的に知っていらしたからに違いありません。
専門店のプライド:それでも私たちが「現地」へ向かう理由
これほど完璧な図面をいただいたとしても、私たちは必ず最終的な「現地採寸」を出張で行います。
それには、図面だけでは見えない「3つの真実」があるからです。
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「下地」の有無を確認する: 母体が二級建築士事務所である当店の強みです。レールの重みに耐えられる柱(下地)が壁のどこにあるのか。建築の知識を持って壁を叩き、機械で探る。これはプロにしかできない作業です。
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「光」と「影」を現地で合わせる: ショールームの照明と、お客様のお宅に差し込む西日の強さは違います。現場で生地を当ててみて初めて、「この長さなら眩しくない」「この透け感がベスト」という確信が持てます。
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「干渉物」の最終チェック: 新しく設置するエアコンのコンセント位置、クローゼットの扉を開けた時のクリアランス。生活動線に潜む「盲点」を、自社施工スタッフの目で見極めます。
最高の「笑談」から生まれる窓辺
ご主人様が作ってくださった図面は、私たちへの最高の「バトン」でした。 その情熱をしっかりと受け取り、私たちはプロとしての「現場の目」を重ね合わせる。
そうして出来上がった窓辺は、単なる既製品の取り付けでは決して到達できない、計算し尽くされた「静寂と美しさ」を纏うことになります。
「ここまで細かく測らなきゃダメ?」と心配しなくても大丈夫です。
今回のご主人様のような素晴らしい図面をお持ちいただいても、あるいは「全然わからないから全部測って!」とお任せいただいても、最終的な責任はすべて私たちが持ちます。
大切なのは、理想を語り合う「笑談」の時間。
1mmのこだわりから始まる、あなただけの心地よい住まいづくり。私たちと一緒に始めてみませんか?
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🖋️ 和田 千鶴子(プランナー・カーテンアドバイザー)
商品を売るだけの販売ではなく、常にお客様の御要望に寄り添いながら御提案をさせて頂くことを心かけています。
「お客様の笑顔」のために頑張ります!
一押しのカーテン:いちご泥棒




10:00〜17:00
水曜日 第1、第3日曜日






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