神奈川県大和市にある人気カーテンのオーダー専門店

コラム

カーテンが織りなす物語【カーテンものがたり第5話】

2025.06.19

カーテンが織りなす物語      

カーテンミュージアムに来られるお客様は、皆さまそれぞれにストーリーを持っています。

カーテンが織りなす物語。カーテンは、ただの布ではありません。

ときにそれは、小さな命との思い出をやさしく包む、静かな場所でもあります。

 

今回の物語は「カーテンともう1人の家族」

あの子がいた風景を、そっと思い出してみてください。

カーテンの向こうにいた、君

初めて君が家に来た日。

 

ダンボールからそっと顔を出して、

しばらくすると、レースのカーテンの影に隠れた。

 

そこが、君にとっての「安心できる場所」になった。

子猫だった君は、毎朝そのカーテンにじゃれついて、

ゆらゆらと揺れる影を追いかけていた。

 

窓辺に座って、外のスズメをじっと見ている君の背中。

光の中で、カーテンの影がやさしく君を包んでいた。

 

季節が巡って、君は年を重ねた。

もう飛び跳ねることはなくなって、

それでも君は、いつもあのカーテンのそばにいた。

 

ある春の午後、君は静かに目を閉じた。

日差しがレース越しに差し込んで、

いつもと同じように、そっと君をつつんでいた。

 

それからしばらくして、わたしたちに新しい家族ができた。

まだ小さなその子も、やっぱりあのカーテンが好きで、

影の中から、まるで君のように覗いている。

 

あの子がいなくなっても、

カーテンは、ずっとそこにある。

 

カーテンの向こうにいた、君。

今でも、ときどきあの影が揺れて見える気がするんだ。

 

暮らしの記憶を、そっとつつむ存在として

ペットと暮らした日々。

そのやさしい時間を、そっと覚えていてくれるのが、カーテンかもしれません。

カーテンミュージアムでは、そんな気持ちにも寄り添えるような、

暮らしにふさわしい一枚をお選びいただけるようお手伝いしています。

 

神奈川県・大和市周辺でオーダーカーテンをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

和田 千鶴子(イラスト)

🖋️ 和田 千鶴子(プランナー・カーテンアドバイザー)

商品を売るだけの販売ではなく、常にお客様の御要望に寄り添いながら御提案をさせて頂くことを心かけています。
「お客様の笑顔」のために頑張ります!
一押しのカーテン:いちご泥棒

カーテンと照明・エアコンの関係|空間のプロが教える意外な盲点

2025.06.16

カーテンは「光を遮る」「空間を彩る」だけの存在ではありません。

実は照明の印象や、エアコンの効き方にも大きく影響しているのをご存じでしょうか?

この記事では、インテリアの専門店として、照明・エアコンとカーテンの“本当の関係”について、意外なポイントも含めてご紹介します。

 

カーテンと照明の「相性」、意識したことありますか?

光の色温度 × カーテンの色・素材

電球色 × 暖色カーテン → 空間が落ち着く

昼白色 × 寒色カーテン → スッキリとした印象に

逆にすると「くすんで見える」ことも

照明の色によって、カーテンの色味や質感の“見え方”が変化するんです。

 

レースカーテンが“光の演出”を左右する

リネン,施工事例,オーダーカーテン,自然素材

日中:自然光を柔らかく拡散

夜間:室内照明の明かりを“和らげる”効果

素材によって「光の陰影」や「影の出方」が変わる

カーテンを選ぶとき、照明の色や照らす方向も一緒に考えると、空間の完成度がぐっと上がります。

 

エアコンとカーテンの“微妙な距離感”が空調効率を左右する

エアコンの風がカーテンに当たると…?

風でバサバサ動く → 見た目が気になる/音が気になる

冷暖房の風が遮られ、効率が落ちる

窓側で結露やカビの原因になることも

 

こんな配置は要注意

カーテンの上にエアコン → 風が通らず暖まりにくい

窓際のエアコン真下にカーテン → 結露・風ムラが発生

解決するカーテンの工夫とは?

風を通しにくい裏地付きカーテンで冷暖房を効率化

遮熱・断熱レースで夏冬の室温をキープ

丈を調整して風の流れを妨げない工夫

 

間取り・照明・エアコンを考えたカーテン提案が、プロの仕事

いちご泥棒

空間の快適さを考えたとき、カーテンは「仕上げの装飾」ではなく「空間機能の一部」です。

インテリア全体のバランス、照明の印象、空調の流れ…

すべてを見ながらご提案するのが、カーテンミュージアムのこだわりです。

 

まとめ|“なんとなく”では選べない理由があります

照明も、エアコンも、カーテンも。

それぞれがバラバラだと、せっかくの空間もどこかチグハグに。

「暮らしに合ったカーテンを選びたい」

 

カーテンミュージアムではカーテン相談・空間コーディネートのご相談も承りますので是非お任せください!

 

 

 

太田雅也(イラスト)

 

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。

 

 

 

 

 

カーテンのジャストサイズとは?高さ・幅・測り方をプロが解説

2025.06.12

「カーテン、サイズは“なんとなく”で選んでいませんか?」

「なんとなく既製品のMサイズを選んだら、取り付けてみたら丈がちょっと短くて…」なんて経験、ありませんか?
実はカーテンは、数センチの違いでお部屋の雰囲気も、光の入り方もガラリと変わるんです。
この記事では、カーテンのプロが考える“ジャストサイズ”の基準から、DIYで簡単にできる採寸方法まで、ゆるっと丁寧にご紹介します。

なぜ“サイズ感”で後悔する人が多いのか?

  • 「丈が短い」「幅が足りない」「光が漏れる」…
    既製品のサイズで“とりあえず間に合わせ”にすると、取り付けた後で意外と気になるポイントが次々と出てきますよね。
    「丈が短くて下が見えちゃう」「幅がギリギリでヒダがきれいに出ない」「レールの隙間から光がすり抜ける」など、見た目も機能もどこかスッキリしないまま使い続けることに…。

  • 見た目も機能も不完全なまま
    「まあ使えるからいいか」と放っておくと、朝晩の眩しさやプライバシー問題にストレスが溜まってしまいます。
    サイズで失敗しないためには、“ちょっとの差”を軽視しないことが大切です。

理想のカーテンの【高さ】とは?

掃き出し窓(床までの窓)

  • 床から1~2cm浮かせるのが基本
    カーテンが床に引きずられず、程よく“ふわっ”と浮くのが美しいポイント。お掃除ロボも引っかかりにくくて安心です。

  • 少し長めにして“ドレープ感”を出すのも◎
    海外インテリアのように、床に“ちょい溜まり”をつくると高級感アップ。お部屋の雰囲気を一気にランクアップさせたいときにおすすめです。

腰高窓

  • 窓枠下+15~20cmが基本
    窓枠ギリギリだと窮屈に見えるので、少し高めに取り付けるとバランスが良くなります。

  • 家具との位置関係に注意
    ソファやテーブルにかぶらないよう、家具配置も考慮して。窓辺のレイアウトを楽しみましょう。

窓枠内に設置する場合

  • ジャストサイズに見えても、実寸より5〜10mm短めに
    ギリギリぴったりは実は危険。5~10mmほど短くしておくと、カーテンの開閉がスムーズになります。

理想のカーテンの【幅】とは?

  • “たっぷりめ”が基本
    幅を多めにとってヒダを作ると、光をやわらかく拡散してくれて見た目もふんわり。

  • レール幅 × 1.05〜1.1倍(片開き)
    片側だけ開け閉めするタイプはこれくらいでOK。

  • レール幅 × 1.5〜2倍(両開き+ヒダあり)
    両サイドから開くタイプなら、1.5~2倍で贅沢にヒダを。

  • 生地によって“ドレープの出方”は異なるので要注意
    厚手の生地はヒダがしっかり出やすく、薄手の生地は少し多めにとるとバランスが良くなります。

  • レースカーテンとの組み合わせで気をつけること

    • 外側(ドレープ)と内側(レース)の丈を揃える

    • レースをあえて数センチ短くする

    • 横幅も重なりしろを意識して設計

    • 機能性レースは少し広めにとると、美しいシルエットに仕上がります。

自分でできる採寸方法(チェックリスト)

  1. 必要な道具を準備
    メジャー、脚立(または踏み台)、メモ帳・ペンを用意しましょう。

  2. 測る位置は2ヵ所から

    • レールの内側

    • 取付け金具の下

  3. 左右のバランスを見るため、両端・中央で3点測定
    窓枠が微妙に歪んでいることもあるので、最低3ヵ所は測って平均をとるのが安心です。

  4. 不安な方はプロの無料出張採寸を活用
    「自分で測る自信がない…」という方は、ぜひ無料サービスを利用してみてください。プロの採寸なら、失敗の心配がグッと減ります。

まとめ|サイズ感で“印象と満足度”が変わります

カーテンは、ほんの数センチでお部屋全体の印象を左右する“名脇役”。
「窓に合っていればOK」ではなく、お部屋のスタイルや家具配置まで考えてピッタリの一枚を選ぶことで、毎日の暮らしがもっと快適に、もっと素敵になります。
これを機に、ぜひ“ジャストサイズ”のカーテンで、お部屋の雰囲気アップを楽しんでみてください!

 

 

神奈川県・大和市周辺でオーダーカーテンをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

・当店では無料相談/見積り&現地採寸を実施。お客様にとってベストな1枚をご提案。

カーテンミュージアムでは季節に合わせて最適なカーテン選びをご提案させて頂いておりますので是非お立ち寄りください。

 

 

 

太田雅也(イラスト)

 

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。

 

 

 

 

 

間取り・方角・部屋別で“最適な1枚”を選ぶには?

2025.06.09

カーテンの選び方|間取り・方角・部屋別

「カーテンはお部屋に合ったものを選びましょう」とよく言われますが、 実際に“何を基準にどう選ぶべきか”は、意外と分かりづらいものです。 この記事では、間取りや方角、部屋の用途に応じたおすすめカーテンをご紹介。 専門店ならではの提案視点で、後悔しない選び方をお届けします。  

カーテン選びは「空間」と「光の向き」から考えるとスムーズ

部屋の方角や階数、過ごす時間帯によって、カーテンに求められる役割は大きく変わります。   日差しの強さ・入り方(東西南北) 室温・湿度の変化(季節や構造) 外からの視線・生活音の有無 「素材」「色」「遮光性」なども、お部屋の条件に合わせて選ぶことで、ぐっと快適に暮らせます。  

部屋別・方角別のおすすめカーテンとその理由

リビング|家族が集まる空間には“光と温度”のバランスを

南向き:遮熱・UVカット機能付きのドレープ+レース 北向き:明るめカラー+保温性のある厚手カーテン

1階・道路側:ミラーレース+遮像性重視で防犯にも配慮

リビングは「昼夜の光の変化」と「外とのつながり」が大切な空間。 機能性とデザインのバランスが求められます。  

リビングのカーテン事例はこちらから

 

寝室|ぐっすり眠るための“遮光と静けさ”を重視

東向き:朝日対策に遮光1級カーテンが◎

西向き:夕方の西日+夏の熱対策を意識

マンション高層階:遮光+断熱+静音性に配慮 “真っ暗が落ち着く人”には遮光1級、“朝日は欲しい”人には遮光2級や調光タイプなど、好みに応じて調整するのがポイントです。  

ウィリアムモリスカーテン│FF1035│植物柄カーテン

寝室のカーテン事例はこちらから

 

子供部屋|明るさ・安全性・汚れにくさが大切

遮光はやや控えめで、日中も明るさを確保 汚れに強く、洗える素材(ポリエステルなど) 安全対策(コードレス/遮熱素材)にも注目  

子供部屋のカーテン事例はこちらから

 

和室|落ち着いた空間に“素材感”で調和を

麻や綿など自然素材のカーテンで風合い重視 すだれ調ロールスクリーンやプリーツスクリーンも◎  

和室のカーテン事例はこちらから

 

書斎・ワークスペース|光と集中力をコントロール

モニターへの反射を防ぐ、光拡散系のレース 遮音性・落ち着いたトーンで集中力UP ロールスクリーンでスペース効率を高めるのもおすすめ  

書斎のカーテン事例はこちら

 

迷ったときは「現地確認」がおすすめな理由

「実際に吊ってみないと分からない」――そう思ったことはありませんか? 壁紙・家具・床材との相性 光の入り方や陰影 窓の高さや開閉方向とのバランス カーテンミュージアムでは、出張コーディネートで現地の光・色・素材を確認しながらご提案します。  

まとめ|“暮らしに合うカーテン”を一緒に選びませんか?

カーテンは、ただの布ではありません。 光・空気・暮らしの雰囲気を左右する、大切な空間の要素です。 「どれを選べばいいか分からない」 神奈川県・大和市周辺でオーダーカーテンをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。  

 

 

 

太田雅也(イラスト)

 

🖋️ 太田雅也(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

施工する立場からカーテンの販売、取付に関する疑問をアドバイスさせて頂きます。 一押しのカーテン:【川島】やっぱり男はギターが好き。(弾けないですが…)

 

 

 

 

カーテン選びで失敗・後悔しないために|専門店が伝えたい5つのポイント

2025.06.05

 

「思っていたよりサイズが合わない…」
「色や柄が、部屋の雰囲気に合わなかった…」
カーテン選びに関する“ちょっとした後悔”は、意外と多いものです。

この記事では、実際によくある失敗例と、それを防ぐための専門店視点のアドバイスをご紹介します。

どうしてカーテン選びで後悔する人が多いのか?

カーテンは、暮らしの中では「後回しにされがち」なアイテム。
でも、実際には部屋の印象・快適性に直結する重要なインテリアです。

「とりあえずこれでいいか」で選んでしまった結果、後悔する人も少なくありません。

よくある失敗・後悔のパターン

サイズが合わなかった

  • 既製品を買ったら丈が足りなかった…
  • 巾が中途半端で、隙間から光が漏れる…

→ 原因:測り方が分からないまま購入/窓の種類に合った選び方を知らなかった

色・柄・素材が思っていたのと違う

  • ネットで見た色と、実際の印象が違った…
  • 素材感が想像と違い、部屋に合わなかった…

→ 原因:照明・家具・壁紙との相性を想定していなかった

機能が足りなかった(遮光・遮熱など)

  • 夏に暑い/朝まぶしくて眠れない/冬に寒い…

→ 原因:見た目だけで選び、機能面を確認しなかった

自分で取り付けてうまくいかなかった

  • カーテンレールが合わなかった/取付位置がずれて部屋のバランスが悪くなった…

→ 原因:施工の難しさや注意点を知らなかった

お手入れ・メンテナンスを考慮していなかった

  • 頻繁に洗いたいのに洗濯表示が「家庭洗濯不可」だった…
  • 汚れが目立ちやすい素材を選んでしまい、掃除が大変だった…

→ 原因:素材ごとのメンテナンス方法や洗濯可否を確認していなかった

 

これら5つの後悔事例は非常に多くのお悩みとしてご相談を頂くことが多いですが、

今回これらについてのアドバイスをまとめてみました。

専門店からのアドバイス

  1. サイズ選びは現地採寸がベスト
    現地で窓枠から床まで、奥行きや壁の出っ張りも含めて正確に測ります。オーダー時には「レールから床まで+ゆとり」の寸法を必ず確認しましょう。
  2. 現地での色・素材・光の見え方確認が安心
    サンプルを窓際で実際に当てて、昼間・夜間の照明を点けた状態で色味をチェック。家具や壁紙との相性もその場で見比べられます。
  3. 遮光・遮熱・防音など暮らしに合った機能提案が可能
    暑さ・寒さ対策や、道路沿いの騒音対策、防音性のある素材など、ライフスタイルに合わせた機能性を専門店でアドバイスしてもらいましょう。
  4. 施工まで自社で完結するので、仕上がりまで安心
    カーテンレールの種類や設置方法を熟知したスタッフが取り付けることで、見た目・使い勝手ともにバランスの取れた仕上がりになります。DIYが不安な方はプロに任せるのが得策です。
  5. 素材選びはお手入れ性も重視
    リネンやシルクなどの天然素材は見た目は美しいですが、洗濯不可やクリーニング対応のみなど、メンテナンスに手間がかかる場合があります。汚れやすい場所には、水洗い可能なポリエステル混紡などお手入れしやすい素材を選ぶのが安心です。

私たちは、お客様が“いいものを永く使える”ように、専門店としてサポートしています。

 

まとめ|カーテン選びは、暮らしづくりの第一歩

カーテンは、ただの布ではなく暮らしの空気感をつくる大切なインテリア。
だからこそ、「失敗しない選び方」にはプロのサポートが大きな安心につながります。

ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
私たちが、あなたの暮らしにぴったりの一枚をご提案いたします。

 

神奈川県・大和市周辺でオーダーカーテンをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

・現在夏を快適に過ごすリネン素材のカーテンも豊富にご紹介させていただいております。

・店頭では人気のカーテンメーカーの様々な種類から季節ごとのおすすめ生地を手にとって確認頂けます。

・当店では無料相談/見積り&現地採寸を実施。お客様にとってベストな1枚をご提案。

カーテンミュージアムでは季節に合わせて最適なカーテン選びをご提案させて頂いておりますので是非お立ち寄りください。

 

 

 

太田雅也(イラスト)

 

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。

 

 

 

 

 

カーテンが織りなす物語【カーテンものがたり第4話】

2025.06.02

カーテンが織りなす物語      

カーテンミュージアムに来られるお客様は、皆さまそれぞれにストーリーを持っています。

「どうせなら少しでも良いものを選びたい」「お金を出す価値のあるものを」――
そうした“良いもの志向”の方もいれば、「母が大事にしていたから」「旅先で見かけたあのカーテンが忘れられなくて」という想いで選ばれる方もいらっしゃいます。

カーテンは、暮らしの中にある「記憶の風景」。

時間をかけて寄り添い、家族の記憶を見守ってきたもの。

今回は、「人生をともに歩んだカーテン」のお話です。

家族をつつむ、一枚のカーテン

結婚して、ふたりで選んだ新しい家。

家具よりも先に決めたのは、リビングのカーテンだった。

 

「朝日が入るから、やわらかい色がいいね」

「このカーテンにしよう。長く使えそうだね」

 

そして、そのカーテンは家の中で一番早く、朝を迎える場所になった。

 

数年後、子どもが生まれた。

 

ハイハイのころ、カーテンの裾をつかんで笑っていた。

小学生になると、そのカーテンの前でランドセルの写真を撮った。

高校生になると、あまりカーテンを開けないようになった。

そしてある日、スーツケースを持って玄関を出て行った。

それからしばらくして、戻ってきた我が子は、伴侶と共にこう言った。

 

「この家、2世帯にして一緒に住まない?」

あの日から30年。リビングの窓辺には、あのときのカーテンがまだある。

春の光がやさしく差し込む午後。

赤ちゃんが、カーテン越しに微笑んだ。

 

—— そう、カーテンはただの布じゃない。

 

家の一部であり、家族そのもの。

この窓辺がずっと“おかえり”と言ってくれるように。

「カーテンとともにある暮らし」

カーテンは、人生を見守り続ける“無言の家族”のような存在。

カーテンミュージアムでは、

そんな“物語のある一枚”をお客様と一緒に見つけていきたいと考えています。

 

家族のこれからに寄り添うカーテンをお探しの方、ぜひ一度、私たちにお話をお聞かせください。

 

 
神奈川県・大和市周辺でオーダーカーテンをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

和田 千鶴子(イラスト)

🖋️ 和田 千鶴子(プランナー・カーテンアドバイザー)

商品を売るだけの販売ではなく、常にお客様の御要望に寄り添いながら御提案をさせて頂くことを心かけています。
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【お役立ち】カーテンは収納前にクリーニングするべき?自宅で洗う?プロに頼む?

2025.05.29

「カーテンの衣替え、外したあとはそのまま収納していいの?」

そんな疑問を持つ方はきっと多いはずです。

実は、収納前の“ひと手間”がカーテンの寿命と美しさを左右するんです。

今回は、カーテンをしまう前にクリーニングや洗濯が必要な理由、自宅とプロの違い、判断基準についてわかりやすく解説します。

関連記事:【お役立ち】カーテンの衣替え時、正しい収納方法とは?

 

そもそもカーテンはどれくらい汚れている?

花粉・ホコリ・室内の空気中の油分

手で触れた際の皮脂汚れ

紫外線・湿気による変色やカビ

見た目ではわかりづらくても、カーテンは意外と汚れているのが現実。

 

収納前にクリーニング or 洗濯すべき理由

汚れを落とさずしまうと、カビや黄ばみの原因に

シミや匂いが次に使うときに取れにくくなる

虫食い・生地劣化のリスクも

一度きれいにしてから収納することで、次のシーズンも気持ちよく使えます。

 

自宅で洗う vs プロに任せる|判断基準をご紹介

自宅で洗えるケース

①洗濯表示に「家庭洗濯可」のマークあり

②綿・ポリエステルなどの比較的丈夫な素材

③軽量・無地など、型崩れしにくいタイプ

 

プロに任せた方がよいケース

①シルク・リネンなど天然素材やデリケートな生地

②裏地付き・刺繍入り・複雑な縫製のカーテン

③上質なオーダーカーテン全般

ブランドカーテンは、生地やデザインにこだわりがあるものが多くデリケートな取り扱いが必要になることも多い傾向にあります。

とは言え、全てのカーテンが自宅でメンテナンスが出来ない訳ではないので迷ったときは、まずは当店にご相談ください。

 

専門店クリーニングのメリット

最後にクリーニングに出す場合は、カーテン専用クリーニングメニューを持っている、

もしくはカーテン専門のクリーニング業者の利用がおすすめです。

理由としては

①素材ごとに最適な洗浄・乾燥方法を選択

②プリーツ加工を美しく保ったまま仕上げ

③郵送による対応が可能な業者も多い

大切なカーテンだからこそ、次のシーズンまで気持ちよく保ちたいものです。

その為にもやはりカーテンクリーニングの実績の多い専門業者の方が安心感がありますよね。

 

カーテンミュージアムではカーテンにまつわる様々な疑問・悩みにお答えしています。

神奈川・大和市周辺でカーテン選びにお困りの方は是非ご相談ください。 

 

 

和田 千鶴子(イラスト)

🖋️ 和田 千鶴子(プランナー・カーテンアドバイザー)

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【お役立ち】カーテンの衣替え時、正しい収納方法とは?

2025.05.26

季節に合わせてカーテンを入れ替える「衣替えスタイル」が注目されています。

でも、外したカーテン…どうやって収納するのが正解?

実は、収納方法ひとつで、カーテンの寿命や見た目が大きく変わるんです。

今回のコラムでは専門店の視点から、カーテンの正しい収納・保管方法を分かりやすくご紹介します。

関連記事春夏秋冬で変わるカーテンの選び方|季節に合わせて快適に暮らす工夫とは?

 

STEP1|カーテン収納前にやっておきたいポイント

①ホコリをはたいてから外す(レール部分も)

②軽く陰干しして湿気を飛ばす

③カビや虫の原因になる汚れが目立つ場合は洗濯 or クリーニング

※洗濯のタイミングについては別記事で詳しく解説します。

 

STEP2|カーテンのたたみ方のコツ

プリーツを崩さずにしまうには、以下の方法がおすすめです。

①ヒダを揃えて縦に三つ折り

②さらに横に折りたたむ(ふんわりと)

③通気性のよい布袋や不織布ケースに入れる

※ビニール袋はNG(湿気がこもってカビの原因に)

 

STEP3|カーテンの保管場所のポイント

①直射日光が当たらない場所

②湿気の少ないクローゼット or 押し入れ上段

③防虫剤・乾燥剤を一緒に入れておくと安心

※高温多湿・ほこりっぽい場所は避けてください。

 

より長く美しく使うために

大切なカーテンを長く使うためには、「洗う」「干す」「しまう」の丁寧さが大切です。

特にオーダーカーテンは素材も繊細。保管時のシワ・湿気・虫食いには要注意です。

「これは洗って大丈夫?」「収納前にどこをチェックすれば?」など、不安があればお気軽にご相談ください!

 

 

和田 千鶴子(イラスト)

🖋️ 和田 千鶴子(プランナー・カーテンアドバイザー)

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春夏秋冬で変わるカーテンの選び方|季節に合わせて快適に暮らす工夫とは?

2025.05.22

実はカーテンにも「季節によって役割が変わる」ってご存知ですか?

日差しの強さや気温・湿度の変化に合わせて、最適なカーテンを選ぶことで、一年中快適な住まいづくりが叶います。

今回は、春・夏・秋・冬の季節ごとにおすすめのカーテン素材や選び方をご紹介。

「衣替え感覚で変える方法」と「通年で使える万能カーテンの選び方」まで、幅広くお伝えします。

 

カーテンの役割は“季節”で変わる

カーテンは「目隠し」だけではありません。

光・熱・湿気・冷気をコントロールする重要なインテリアなのです。

季節によるカーテンの役割

春:花粉や紫外線対策・風通しの良さ

夏:強い日差しを遮り、部屋の温度上昇を抑える

秋:落ち着いたトーンで空間を演出

冬:冷気を防いで暖かさを保つ

これらの役割に注目しながら、素材や種類を選ぶのがおすすめです。

 

季節別|おすすめのカーテン素材と選び方

それでは季節に合わせたカーテンの選び方事例をご紹介します。

春|明るく、風通しのよい軽やかさを

柔らかなレースカーテンや、淡い色合いの天然素材がおすすめ。UVカット機能があると安心です。

夏|遮熱・通気性で涼しく快適に

遮熱・遮光タイプのドレープと、リネンなど通気性の良い素材がベスト。外からの熱をカットして涼しさをキープ。

LL5002,リフリン,リネン,自然素材

特にちょうど初夏の今ですと、リネンカーテンが非常に人気です。

 

秋|落ち着いた色味・空間に深みを

ブラウン・カーキ・グレージュなど、秋らしい落ち着きのあるトーンで模様替えを。光を和らげる素材も◎。

カーテン│川島織物セル

冬|厚手・遮光で冷気をシャットアウト

裏地付きドレープや厚手素材を活用。保温性の高いカーテンで、エアコン効率もアップします。

リビングのシックなカーテン

提案①:季節ごとに“衣替え”するスタイル

春夏用/秋冬用でレースやドレープを入れ替えることで、

・見た目の変化を楽しめる

・素材を劣化させにくい(紫外線や湿気を分散)

・気分転換・模様替えにも◎

衣替え感覚で楽しむカーテンライフも気分が変わって楽しいですよね。

 

提案②:通年使える“万能タイプ”の選び方

・遮熱+保温効果のある機能性生地を選ぶ

・色味は中間色(ベージュ・グレー・生成など)で季節を問わず使いやすく

・天然素材×機能裏地などの組み合わせもおすすめ

季節感を大事にしつつ、長く快適に使いたい方にぴったりです。

 

神奈川県・大和市周辺でオーダーカーテンをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

・春夏秋冬の模様替え事例も豊富にご紹介させていただいております。

・店頭では人気のカーテンメーカーの様々な種類から季節ごとのおすすめ生地を手にとって確認頂けます。

・当店では無料相談/見積り&現地採寸を実施。お客様にとってベストな1枚をご提案。

カーテンミュージアムでは季節に合わせて最適なカーテン選びをご提案させて頂いておりますので是非お立ち寄りください。

 

 

 

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🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。

 

 

 

 

 

カーテンコンシェルジュがご案内いたします。

インテリアアドバイザーが
カーテンのご相談を親身になってお聞きします。

ご来店の際に「図面」と「イメージ写真」をお持ちいただくとスムーズです。
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