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コラム

遮光カーテンの等級(1級・2級・3級)の違いとは?完全遮光との差や失敗しない選び方を解説

2025.08.29

「遮光」ならどれも同じ?その思い込みが、快眠を逃す原因です

「寝室のカーテンは、とにかく光を遮るものがいい」 そう考えて遮光カーテンを選んだのに、「思っていたより明るい…」「部屋が暗すぎて朝起きられない…」といった経験はありませんか?

実は、「遮光カーテン」と一言で言っても、その性能には明確な等級(ランク)が存在します。 そして、その等級ごとの特徴を知らずに選ぶことが、失敗の大きな原因なのです。

この記事では、遮光カーテンの1級・2級・3級の明確な違いから、よく聞く「完全遮光」との差、そしてお部屋の目的別に最適な一枚を選ぶためのプロの視点まで、どこよりも詳しく解説します。

そもそも遮光カーテンとは?得られる4つのメリット

まず、遮光カーテンがもたらす基本的なメリットを再確認しましょう。

  • メリット①:睡眠の質を向上させる

    光を遮ることで、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を促し、深く質の高い眠りをサポートします。

  • メリット②:家具や床、本の日焼け(褪色)を防ぐ

    強い日差しや紫外線から、大切なインテリアが色褪せてしまうのを防ぎます。

  • メリット③:プライバシーを強力に保護する

    夜間に室内の照明をつけても、外に人影が映り込むのを防ぎ、プライバシーを守ります。

  • メリット④:冷暖房効率をアップさせる(遮熱・保温)

    多くの遮光カーテンは生地が厚いため、窓からの熱の出入りを抑え、省エネ効果も期待できます。

【比較表あり】遮光等級(1級・2級・3級)の違い

遮光カーテンの性能は、JIS規格(日本産業規格)に基づき、NIF(日本インテリアファブリックス協会)が定めた3つの等級に分けられています。遮光率と、実際の部屋で感じる「状態の目安」を比較してみましょう。

遮光等級 比較表

等級 遮光率 状態の目安 おすすめの部屋
遮光1級 99.99%以上 人の顔の表情が識別できないレベル 寝室、ホームシアター
遮光2級 99.80%以上 人の顔や表情が識別できるレベル リビング、寝室
遮光3級 99.40%以上 人の表情はわかるが作業には暗いレベル 書斎、リビング

 

各等級の深掘り解説

  • 【遮光1級】:朝日や西日もほぼ完璧にブロック。夜勤がある方や、プロジェクターで映像を楽しみたい方に最適。
  • 【遮光2級】:真っ暗にはしたくないが、しっかり光は遮りたいというニーズに応えるバランス型。
  • 【遮光3級】:遮光機能がないカーテンに比べれば格段に暗くなる。柔らかな暗さを求める場合に。

「遮光1級」と「完全遮光」は何が違うの?

お店でよく見る「完全遮光」や「100%遮光」という言葉。実はこれ、JIS規格の「遮光1級」とは少し違います。

  • 「遮光1級」とは

    NIFが定めた基準。「遮光率99.99%以上」を満たせば、1級と表示できます。

  • 「完全遮光」とは

    メーカー各社が独自に設定している呼称。生地の裏面にアクリル樹脂などをコーティングすることで、遮光率100%を実現した製品を指します。光を全く通さないため、わずかな光でも気になる方に選ばれています。

  • ワンポイント:完全遮光の注意点

    コーティング加工のため、生地が硬くゴワゴワした手触りになる傾向があります。ドレープのしなやかさより、機能性を最優先する場合の選択肢です。

遮光カーテン選びで後悔しないための3つの注意点

等級だけを見て選ぶと失敗することも。プロが必ずチェックするポイントをご紹介します。

  • 注意点①:同じ等級でも「色」によって明るさの体感は違う!

    明るい色(アイボリーやベージュなど)の生地は、暗い色(黒や紺)の生地に比べて、生地自体が光を反射するため、同じ遮光1級でも室内がやや明るく感じられます。真っ暗さを求めるなら、濃色を選ぶのがおすすめです。

  • 注意点②:意外な落とし穴「生地の風合いとドレープ性」

    一般的に、遮光性能を高めるためには生地を厚くしたり、裏地に黒い糸を織り込んだりします。そのため、非遮光のカーテンに比べて生地が硬く、重くなる傾向があります。特に「完全遮光」は風合いがゴワゴワしやすいので、購入前に必ず生地サンプルで手触りを確認しましょう。

  • 注意点③:真っ暗すぎて「朝、起きられない」可能性も

    遮光1級や完全遮光のカーテンは、体内時計をリセットするきっかけとなる朝日を完全にシャットアウトします。朝が苦手な方は、あえて遮光2級を選んだり、光で起こしてくれる目覚まし時計を併用したりするなどの工夫も一考です。

効果を最大化する!窓からの光漏れを防ぐ4つの工夫

どんなに高性能な遮光カーテンを選んでも、窓との間に隙間があれば光は漏れてしまいます。その効果を100%引き出すための工夫をご紹介します。

  • 工夫①:カーテンのサイズを「大きめ」に作る

    幅・丈ともに、窓枠をすっぽり覆うくらいの大きさにすることで、上下左右からの光漏れを大幅に軽減できます。

  • 工夫②:「Bフック」を使い、カーテンレールを隠す

    カーテン上部からの光漏れを防ぐのに最も効果的です。 (→用語集の「Aフック/Bフック」の解説記事への内部リンクを想定)

  • 工夫③:「リターン縫製」を追加する

    カーテンの両サイドを壁側まで回り込ませる縫製スタイル。カーテンと壁の隙間をなくし、横からの光漏れをシャットアウトします。

  • 工夫④:カーテンボックスを設置する・リフォームで検討する

    カーテンレールの上部を箱で覆う「カーテンボックス」は、上からの光漏れ対策として最強の手段です。新築やリフォームの際に検討する価値があります。

遮光カーテンは「目的」と「設置方法」で選ぶ

遮光カーテン選びは、単に「光を遮れば良い」というわけではありません。 「どの部屋で」「どの程度の暗さを」「どんな風に過ごすために」必要なのかという目的を明確にすることが、最適な一枚と出会うための第一歩です。

そして、選んだカーテンの性能を最大限に引き出すためには、サイズや取り付け方の工夫が不可欠です。ぜひこの記事を参考に、あなたの暮らしに「最高の暗さ」と「最高の快適さ」をもたらす遮光カーテンを見つけてください。

 

 

和田 千鶴子(イラスト)

🖋️ 和田 千鶴子(プランナー・カーテンアドバイザー)

商品を売るだけの販売ではなく、常にお客様の御要望に寄り添いながら御提案をさせて頂くことを心かけています。
「お客様の笑顔」のために頑張ります!
一押しのカーテン:いちご泥棒

【レースカーテンの教科書】ミラーや遮熱だけじゃない!役割からおしゃれな使い方まで

2025.08.28

レースカーテンを「ドレープの付属品」だと思っていませんか?

カーテンを選ぶとき、主役のドレープカーテンばかりに目が行き、レースカーテンは「とりあえず白で、安いもの」と、なんとなくで選んでしまいがちです。

しかし、レースカーテンは日中の暮らしに寄り添い、光をコントロールし、プライバシーを守る重要な役割を担っています。それだけでなく、近年ではそのデザイン性も飛躍的に向上し、窓辺の印象を決定づける「第二の主役」とも言える存在になっています。

この記事では、レースカーテンの基本的な役割から、あなたのライフスタイルに最適な一枚を見つけるための「失敗しない選び方の3ステップ」、そしてお部屋をワンランクアップさせるコーディネートのコツまで、徹底的に解説します。

 

レースカーテンの5つの役割|なぜ必要?

日中の多くの時間を共に過ごすレースカーテン。その5つの重要な役割を見ていきましょう。

  • 役割①:やわらかな光を取り込む(採光)

    強い日差しを和らげ、室内にやわらかく拡散させることで、心地よい明るさの空間を作ります。

  • 役割②:日中のプライバシー保護(遮像)

    室内を明るく保ちながら、外からの視線を遮り、日中のプライバシーを守ります。

  • 役割③:家具や床の日焼けを防ぐ(UVカット)

    肌だけでなく、大切な家具やフローリングを変色・劣化させる原因となる紫外線をカットします。

  • 役割④:空間に奥行きと軽やかさを与える

    透け感のある軽やかな生地が、お部屋に圧迫感を与えず、奥行きや上質な雰囲気をもたらします。

  • 役割⑤:熱や冷気を和らげる(遮熱・保温)

    機能性の高いレースカーテンは、ドレープカーテンと同様に、窓からの熱の出入りを抑え、省エネに貢献します。

失敗しない!レースカーテンの選び方【3つのステップ】

お部屋での過ごし方を想像しながら、以下の3ステップで考えていくのがおすすめです。

  • Step 1:「機能」で絞り込む

    日中の「お悩み」や「希望」に合わせて、最適な機能を選びましょう。

    • 【外からの視線が気になるなら】ミラー or 遮像機能: ミラーレース: 生地の裏が光り、日中外から見えにくい。価格も手頃。 遮像レース: 生地の密度が高く、昼も夜も比較的見えにくい。
    • 【省エネ・日焼け対策なら】遮熱・UVカット機能: 夏の冷房効率アップや、家具の保護に効果的。
    • 【花粉症の方へ】花粉キャッチ機能: 特殊な繊維が、窓から入ってくる花粉やホコリを吸着します。
    • 【その他】:気になるニオイを分解する「消臭」や、菌の増殖を抑える「抗ウイルス」など、様々な機能があります。
  • Step 2:「素材・織り方」で風合いを選ぶ

    素材や織り方の違いで、光の通り方や質感が大きく変わります。

    • 【ポリエステル】:最も一般的。耐久性が高く、紫外線による劣化に強い。機能性レースのほとんどがこの素材。
    • 【天然繊維(綿・麻)】:ナチュラルで優しい風合いが魅力。ただし、シワになりやすく、紫外線で傷みやすい側面も。
    • 【ボイル】:透明感が高く、さらりとした手触り。シンプルで軽やかな印象。
    • 【オーガンジー】:ハリと光沢感があり、上品でエレガントな印象。
    • 【編みレース】:様々な柄を表現でき、デザイン性が高い。刺繍などが施されることも。
  • Step 3:「色・デザイン」でお部屋をデザインする

    レースカーテンのデザインがお部屋の洗練度を決めます。

    • 【色の選び方】
      • 定番の白・アイボリー: どんなドレープにも合わせやすく、部屋を明るく見せる。
      • カラーレース: ドレープとの色の組み合わせを楽しんだり、壁紙の色と合わせたりするとおしゃれな印象に。
    • 【デザインの選び方】
      • 無地: シンプルで飽きがこない。ドレープのデザインを引き立てる。
      • 柄物(刺繍・プリント): 近年のトレンド。レース自体が主役になり、窓辺を華やかに彩る。
      • ストライプ・ボーダー: 縦縞は天井を高く、横縞は部屋を広く見せる効果がある。

ドレープカーテンとの上手な組み合わせ方

レースカーテンのデザイン性を活かす、おしゃれな組み合わせ方をご紹介します。

  • 基本のスタイル(レースが窓側)

    最も一般的なスタイル。日中はレースで過ごし、夜はドレープを閉めます。機能性を重視する場合におすすめ。

  • フロントレーススタイル(レースが部屋側)

    デザイン性の高いレースカーテンの柄を、日中も室内から楽しむためのスタイル。無地のドレープを背景のように使うことで、レースの美しさが際立ちます。お部屋の「主役」としてレースを選んだ場合に最適です。

レースカーテンのよくある質問(Q&A)

  • Q1. 黄ばんできたらどうすればいい?

    A. まずは洗濯表示に従って洗濯を試みましょう。落ちない黄ばみは、長年の紫外線やホコリ、タバコのヤニなどが原因です。酸素系漂白剤が使える場合もありますが、生地を傷める可能性もあるため、買い替えを検討するのがおすすめです。

  • Q2. 正しいサイズの測り方は?

    A. はドレープカーテンと同じく、カーテンレールの固定ランナー間の長さを測ります。は、ドレープカーテンよりも1〜2cm短くするのが一般的です。こうすることで、ドレープの裾からレースがはみ出さず、すっきりと美しく見えます。

  • Q3. 寿命や買い替えのサインは?

    A. ドレープカーテンよりも紫外線に直接当たる時間が長いため、寿命は比較的短く、4〜5年が目安です。生地の黄ばみや黒ずみ、触った時にゴワゴワしたり、生地が破れやすくなってきたら買い替えのサインです。

【まとめ】レースカーテンは、日中の暮らしの質を高める名脇役

レースカーテンは、ドレープカーテンの陰に隠れがちな存在ですが、実は日中の光環境やプライバシー、お部屋の雰囲気をコントロールする、非常に重要なアイテムです。

機能性で日々の「お悩み」を解決し、デザイン性で「心地よさ」をプラスする。そんな視点で選ぶことで、あなたの暮らしはより豊かになるはずです。ぜひこの記事を参考に、ドレープカーテンとの組み合わせも楽しみながら、理想のレースカーテンを見つけてください。

 

カーテンミュージアムでは豊富なレースカーテンの中からお客様のライフスタイルに合わせて最適な1枚をご提案させて頂いておりますので是非お立ち寄りください。

 

 

 

伊藤(イラスト)

 

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。

 

 

 

 

 

【ドレープカーテンの教科書】役割からレースとの組み合わせまで、知りたいこと全部

2025.08.25

お部屋の「主役」、ドレープカーテンをなんとなくで選んでいませんか?

「カーテン」と聞いて、多くの人が思い浮かべる厚手のカーテン。それが「ドレープカーテン」です。 お部屋の印象を大きく左右するインテリアの主役でありながら、意外と「色や柄の好みだけ」で選んでしまいがちです。

しかし、ドレープカーテンには、プライバシーを守り、光や熱をコントロールし、暮らしを快適にするための大切な役割がたくさんあります。

この記事では、ドレープカーテンの基本的な役割から、あなたのライフスタイルに最適な一枚を見つけるための「失敗しない選び方の3ステップ」、そしてお部屋をさらにおしゃれに見せるコーディネートのコツまで、徹底的に解説します。

ドレープカーテンの5つの役割|なぜ必要?

なぜ私たちはドレープカーテンを使うのでしょうか?デザイン性以外にも、暮らしに欠かせない5つの重要な役割があります。

  • 役割①:プライバシーの保護 夜間、室内の照明をつけても、外からの視線をしっかりと遮り、プライベートな空間を守ります。
  • 役割②:光の調節(遮光・調光) 日中に差し込む強い日差しを和らげたり、寝室で光を遮って安眠環境を整えたりします。
  • 役割③:断熱・省エネ効果(遮熱・保温) 窓は家の中で最も熱の出入りが激しい場所。夏は外からの熱気を、冬は室内の暖気を逃がさないようにブロックし、冷暖房の効率を高めます。
  • 役割④:防音・吸音効果 厚手の生地が、外から入る騒音や室内で発生する音の反響を和らげる効果があります。
  • 役割⑤:お部屋の印象を決めるインテリア性 面積が大きいため、色や柄、素材感がお部屋のスタイル(モダン、ナチュラルなど)を決定づける重要な要素となります。

失敗しない!ドレープカーテンの選び方【3つのステップ】

たくさんの種類の中から理想の一枚を見つけるために、以下の3ステップで考えていくのがおすすめです。

  • Step 1:「機能」で絞り込む まずはお部屋の「目的」や「お悩み」に合わせて必要な機能を選びましょう。
    • 【寝室・シアタールームに】遮光機能: 光をどれだけ遮りたいか?遮光1級〜3級までの違いを解説。
    • 【省エネ・結露対策に】遮熱・保温機能: 夏の西日が強い部屋や、冬の寒さが気になる部屋に。
    • 【安全第一なら】防炎機能: 高層マンションでは必須。キッチン周りや万が一への備えに。
    • 【お手入れ重視なら】ウォッシャブル機能: 家庭で洗濯可能かどうかのチェックポイント。
  • Step 2:「素材」で風合いを選ぶ 素材によって、見た目の印象やお手入れのしやすさが変わります。
    • 【ポリエステル】:最も一般的。シワになりにくく丈夫で、機能性も豊富。お手入れが簡単。
    • 【天然繊維(綿・麻)】:ナチュラルで優しい風合いが魅力。通気性が良いが、シワになりやすく、洗濯で縮むことも。
    • 【ジャカード織・プリント】:デザインの表現方法。織りによる立体的な柄か、生地の表面に柄を印刷したものか。
  • Step 3:「色・柄」でお部屋をデザインする 最後に、お部屋のインテリアに合わせて色や柄を選びます。
    • 【色の選び方】
      • 基本ルール: 壁や床、ソファなど、面積の大きいものの色に合わせると失敗しにくい。
      • 広く見せる色: 白やアイボリーなどの明るい膨張色。
      • 落ち着かせる色: 青や緑などの寒色系。
    • 【柄の選び方】
      • 無地: 最も合わせやすく、家具や小物を引き立てる。
      • ストライプ(縦縞): 天井を高く見せる効果がある。
      • 大きな柄: シンプルな部屋のアクセントに。広い部屋におすすめ。
      • 小さな柄: 圧迫感がなく、どんな部屋にも取り入れやすい。

レースカーテンとの上手な組み合わせ方

ドレープカーテンは、レースカーテンとセットで使うのが基本です。組み合わせ方で、窓辺の印象は大きく変わります。

  • 基本のスタイル(ドレープが部屋側) 最も一般的なスタイル。夜はドレープを閉めてプライバシーを守り、日中はレースカーテンで光を取り込みます。
  • フロントレーススタイル(レースが部屋側) ドレープカーテンを窓側に、レースカーテンを部屋側に吊るす上級者向けスタイル。美しいレースのデザインを日中も室内から楽しむことができます。無地のドレープと合わせるのがおすすめです。

ドレープカーテンのよくある質問(Q&A)

  • Q1. 洗濯はどうすればいい? A. まず洗濯表示を確認します。「ウォッシャブル」マークがあれば家庭で洗濯可能です。フックを全て外し、プリーツ(ヒダ)に沿って屏風たたみにし、洗濯ネットに入れて洗いましょう。脱水は短めにし、濡れたままカーテンレールに吊るして乾かすと、シワが伸びてきれいに仕上がります。
  • Q2. 正しいサイズの測り方は? A. は、カーテンレールの両端にある動かないフック(固定ランナー)の間の長さを測ります。は、フックを引っ掛ける輪っか(ランナーリング)の下から、掃き出し窓なら床マイナス1cm、腰高窓なら窓枠プラス15〜20cmが目安です。
  • Q3. 寿命や買い替えのサインは? A. 使用環境によりますが、一般的に5〜10年が目安です。生地が日に焼けて変色したり、触るとゴワゴワしたり、生地が薄くなってきたら買い替えのサインです。

ドレープカーテンは、暮らしを豊かにするパートナー

ドレープカーテンは、ただの「目隠し」ではありません。光や熱をコントロールして暮らしを快適にし、お部屋の雰囲気をガラリと変えてくれる、頼もしいパートナーです。

「どんな部屋にしたいか(デザイン)」「どんな風に過ごしたいか(機能)」の両面から考えることで、きっとあなたの暮らしにぴったりの一枚が見つかるはずです。ぜひこの記事を参考に、楽しみながら理想のドレープカーテンを選んでみてください。

 

カーテンミュージアムでは豊富なドレープカーテンの中からお客様のライフスタイルに合わせて最適な1枚をご提案させて頂いておりますので是非お立ち寄りください。

 

 

 

太田雅也(イラスト)

 

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。

 

 

 

 

 

図解でわかる!カーテン選びが楽しくなる魔法の用語集【完全版】

2025.08.21

カーテン選び、カタカナと専門用語で諦めていませんか?

新しいカーテンを選びにインテリアショップへ行くと、「1.5倍ヒダ」「Aフック」「遮光1級」…など、聞き慣れない言葉がたくさん出てきて戸惑った経験はありませんか? なんとなく選んでしまい、家に帰ってから「なんだかイメージと違う…」なんて失敗は避けたいですよね。

ご安心ください。カーテンの専門用語は、ポイントさえ押さえれば決して難しいものではありません。 この記事では、カーテン選びが驚くほどスムーズで楽しくなる「基本の言葉」を、4つのカテゴリーに分けて分かりやすく解説します。

《種類編》まずはここから!ドレープ?レース?カーテンの基本

窓にかけるカーテンの、最も基本的な分類です。

  • ドレープカーテン

    • ひとことで言うと? 「メインの厚地カーテン」のこと。色や柄が豊富で、お部屋の印象を大きく左右します。
    • ワンポイントアドバイス 遮光や遮熱など、様々な機能を持つ生地があります。お部屋の用途(寝室、リビングなど)に合わせて機能を選ぶのがポイントです。

【ドレープカーテンの教科書】役割からレースとの組み合わせまで、知りたいこと全部

  • レースカーテン(シアーカーテン)

    • ひとことで言うと? ドレープカーテンの内側(部屋側)にかける「薄地のカーテン」のこと。光を取り込みつつ、外からの視線を遮る役割があります。
    • ワンポイントアドバイス 近年は、美しい刺繍やプリントが施された「主役になるレース」も人気です。UVカットやミラー機能など、レースカーテンも高機能化しています。

《見た目 編》お部屋の印象を決める!ヒダとスタイルの言葉

カーテンの「顔」とも言える、ドレープの美しさやスタイルに関する用語です。

  • ヒダ(プリーツ)

    • ひとことで言うと? カーテン上部の「つまみ」のこと。このヒダの取り方で、カーテンを閉めた時のウェーブ(波)の美しさが決まります。
    • ワンポイントアドバイス 【2倍ヒダ】:生地を贅沢に使い、ゆったりと高級感のあるウェーブが出ます。フォーマルなリビングや寝室におすすめ。 【1.5倍ヒダ】:既製カーテンで最も一般的。すっきりとした自然なウェーブで、どんな柄にも合います。 【フラット】:ヒダを取らないスタイル。生地のデザインをそのまま楽しみたい、大きな柄のカーテンにおすすめです。
  • 形状記憶加工・形態安定加工

    • ひとことで言うと? カーテンの美しいウェーブを長持ちさせる「パーマ」のような加工です。
    • ワンポイントアドバイス 【形状記憶加工】:より強力な加工で、洗濯しても半永久的にヒダが綺麗に保たれます。 【形態安定加工】:簡易的な加工。美しいドレープを保ち、裾の広がりを抑えてくれます。

《機能編》暮らしを快適に!知って得する機能性の言葉

デザインだけでなく、暮らしを豊かにする機能に関する用語です。お部屋の「お悩み」を解決するキーワードを探してみましょう。

  • 遮光(しゃこう)

    • ひとことで言うと? 室内に差し込む光を遮る機能です。等級が高いほど、遮光性能が高くなります。
    • ワンポイントアドバイス 【遮光1級】:人の顔の表情が識別できないレベル。寝室やホームシアターにおすすめ。 【遮光2級】:人の顔や表情がわかるレベル。朝日を少し感じたい方へ。 【遮光3級】:カーテンを閉めても薄明るい。リビングなどにおすすめ。
  • 遮熱(しゃねつ)・保温

    • ひとことで言うと? 窓からの熱の出入りを防ぎ、冷暖房効率を高める「省エネ」機能です。
    • ワンポイントアドバイス 夏は外からの熱を、冬は室内の暖かい空気が逃げるのを防ぎます。電気代の節約にも繋がります。
  • 防炎(ぼうえん)

    • ひとことで言うと? 燃えにくく、燃え広がりにくい加工のこと。消防法により、高層マンション(高さ31m以上)では使用が義務付けられています。
    • ワンポイントアドバイス キッチン周りや、万が一の備えとして、全ての住宅におすすめしたい安全機能です。
  • ウォッシャブル

    • ひとことで言うと? 家庭の洗濯機で丸洗いできる機能のことです。
    • ワンポイントアドバイス 洗濯表示に従って正しく洗えば、いつでも清潔に保てます。フックは必ず外してから洗いましょう。
  • ミラーレース / 遮像(しゃぞう)レース

    • ひとことで言うと? 日中、外から室内を見えにくくする機能を持つレースカーテンです。
    • ワンポイントアドバイス 【ミラー】:生地の裏側がキラキラしており、光を反射させて見えにくくします。 【遮像】:生地の密度を高めることで、夜でも比較的見えにくいのが特徴です。

《注文編》失敗しない!採寸と部品の言葉

実際にカーテンを注文する際に、必ず知っておくべき用語です。

  • 丈(たけ)

    • ひとことで言うと? カーテンの「高さ・長さ」のことです。
    • ワンポイントアドバイス カーテンレールのフックを引っ掛ける穴(ランナーの輪)の下から、測りたい場所までの長さを測ります。掃き出し窓なら床まで、腰高窓なら窓枠の下までが一般的です。
  • 幅(はば)

    • ひとことで言うと? カーテンの「横の長さ」のことです。
    • ワンポイントアドバイス カーテンレールの両端にある動かないフック(固定ランナー)の間の長さを測ります。この長さに、ヒダを作るための「ゆとり分」を加えてカーテンは作られます。
  • Aフック / Bフック

    • ひとことで言うと? カーテンレールにカーテンを引っ掛けるフックの種類です。レールの見え方が変わります。
    • ワンポイントアドバイス 【Aフック】:カーテンレールが見える設定。装飾レールなど、レールを見せたい場合に選びます。(天井付けレールもこちら) 【Bフック】:カーテンレールが隠れる設定。一般的な機能性レールを隠したい場合や、窓からの光漏れを少しでも防ぎたい場合に選びます。
  • タッセル

    • ひとことで言うと? カーテンを開けた時に束ねておく「帯」のことです。
    • ワンポイントアドバイス カーテンと同じ生地で作られた共布タッセルが付属するのが一般的ですが、装飾性の高いおしゃれなタッセルに変えるだけで、お部屋の雰囲気をグレードアップできます。

【まとめ】言葉がわかれば、カーテン選びはもっと自由になる

いかがでしたか?基本的な言葉の意味がわかると、お店のスタッフの方との会話もスムーズになり、自分の希望を正確に伝えられるようになります。 ぜひこの用語集を片手に、あなたの理想の空間にぴったりのカーテンを見つける旅を楽しんでください。

 

 

和田 千鶴子(イラスト)

🖋️ 和田 千鶴子(プランナー・カーテンアドバイザー)

商品を売るだけの販売ではなく、常にお客様の御要望に寄り添いながら御提案をさせて頂くことを心かけています。
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東リのカーテン ― 床との調和で暮らしを彩る「えらべるって、楽しい!」

2025.08.11

東リのカーテンとは?

東リは、カーペットやビニル床材、ラグなどを幅広く手がける、日本の床材業界を代表するリーディングカンパニーです。その最大の強みである「床材との調和を考え抜いたデザイン力」を活かし、足元から窓辺まで、統一感のある心地よい暮らしを提案するカーテンを展開しています。

主力ブランド「fuful(フフル)」は、「えらべるって、楽しい!」をコンセプトに、住まう人のあらゆるニーズに応える多彩なラインナップが魅力です。

専門店が注目する東リカーテンの特徴と魅力

東リのカーテンの最大の魅力は、「多種多様な床材と完璧に調和し、空間の基盤からコーディネートできる」という点です。インテリアのプロが信頼を置く床材トップメーカーだからこそ実現できる、豊富な色と質感、そして確かな品質が特徴です。

  • 床から考える「トータルコーディネート力」 「この床には、このカーテンが合う」というように、インテリアの基礎となる床材との相性を知り尽くしたプロがカーテンを開発しています。そのため、まとまりのある、質の高いお部屋作りが可能です。
  • 心おどる「“えらべる”楽しさ」の提供 テキスタイルの質感や色彩を豊かに表現し、選ぶプロセスそのものが楽しくなるような商品構成が魅力。シンプルな無地から、芸術性の高い織物まで、幅広い選択肢の中から自分らしい一枚を発見できます。
  • 暮らしに寄り添う「信頼の品質と機能性」 多くの製品が、厳しい品質基準をクリアした安心の日本製。防炎・ウォッシャブル(洗濯可能)といった基本機能はもちろん、遮光・遮熱・消臭など、暮らしを快適にするための多彩な機能性を備えています。

東リのカーテンをおすすめしたい方

  • 床材とのコーディネートを重視し、空間全体を美しくまとめたい方
  • 豊富な色や質感の中から、選ぶプロセスも楽しみたい方
  • 遮光や消臭など、カーテンにデザイン性だけでなく暮らしを快適にする機能性を求める方
  • 日本の暮らしと品質に根差した、信頼できる製品を使いたい方

主要ラインナップ(fuful 2025-2027より)

MUSÉE DES TISSUS DE LYON(リヨン織物美術館)

東リMUSÉE DES TISSUS DE LYON:品番TKF11242

  • フランス・リヨンに所蔵される18~19世紀の伝統的な織物デザインを、東リの技術で現代の暮らしに再現した最高峰シリーズ。
  • 優雅な花々や緻密な文様が、窓辺を格調高く、芸術的に彩ります。
  • クラシックやエレガントな空間に、本物の質感を求める方に最適です。

東リカーテン:MUSÉE DES TISSUS DE LYON

SUN SHADE

東リSUN SHADE:TKF11524

  • しっかり光を遮り、安眠をサポートする「遮光」シリーズ。1級から3級まで、用途に合わせて選べます。
  • 夏の涼しさ、冬の暖かさを保ち、冷暖房効率を高める「遮熱・保温」機能。
  • 家庭の洗濯機で気軽に洗える「ウォッシャブル」機能は、ほとんどの製品に標準装備。

東リカーテン:SUN SHADE

PLAIN(プレーン)

東リPLAIN:品番TKF1036

  • あらゆる空間に合わせやすい、無地調のシリーズ。豊富なカラーバリエーションと多彩な質感が魅力です。
  • シンプルながら、織り方や糸の表情で個性を表現。どんなインテリアにもなじみ、他の家具や小物を引き立てます。
  • コストパフォーマンスに優れ、コーディネートの基本となる使いやすいラインナップです。

東リカーテン:PLAIN

施工事例(イメージ)

当店でも幅広いお客様から人気の東リのカーテン。多数の事例がありますので是非ギャラリーをご覧ください。

  • 事例1 水彩タッチのバラ柄を高密度で繊細に織り上げた優雅なファブリックでリビングを素敵に彩里ました。事例はこちら
  • 事例2 蘭の花を緻密で華やかにデザインされています。海の家をも連想できる爽やかで上品なカーテンです。事例はこちら

東リのカーテンまとめ

東リのカーテンは、「床から考える、調和の取れた空間づくり」を求める方に最もおすすめしたいブランドです。インテリアの土台である床材との組み合わせを考えることで、空間全体に安定感と上質さが生まれます。

心ときめく色やデザインのカーテンを探してみてください。その上で、実際の生地サンプルを取り寄せ、床材や壁紙と合わせてみることで、「えらべる楽しさ」と、理想の空間が実現する喜びを実感できるはずです。

 

 

 

 

伊藤 裕美

 

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。

 

 

 

 

 

サンゲツのカーテン ― 空間全体をデザインする「トータルコーディネート」

2025.08.07

サンゲツのカーテンとは?

サンゲツは、壁紙・床材・椅子生地などを幅広く手がける、日本のインテリア業界を代表するリーディングカンパヤ。 その最大の強みである「空間全体をデザインする力」を活かし、窓辺だけにとどまらない、統一感のある美しい暮らしを提案するカーテンを展開しています。

主力ブランド「STRINGS(ストリングス)」を中心に、住まう人のあらゆるニーズに応える多彩なラインナップが魅力です。

専門店が解説!サンゲツカーテンの特徴・魅力

サンゲツのカーテンの最大の魅力は、「壁紙や床材と完璧に調和し、空間の価値を最大化できる」という点です。 インテリアのプロが信頼を置くトップメーカーだからこそ実現できる、圧倒的なデザイン提案力と品質が特徴です。

  • 空間全体を考える「トータルコーディネート力」 「このカーテンには、この壁紙が合う」というように、プロのデザイナーが空間全体を想定してカーテンを開発しています。そのため、失敗なく、洗練された統一感のあるお部屋作りが可能です。
  • トレンドを網羅する「圧倒的なデザインバリエーション」 シンプルな無地から、複雑な織りや刺繍、大胆なプリント柄まで、あらゆるテイストを網羅。最新のデザイントレンドを反映した豊富な選択肢の中から、必ず理想の一枚が見つかります。
  • 暮らしを守る「信頼の品質と機能性」 多くの製品が、厳しい品質基準をクリアした安心の日本製。防炎・ウォッシャブル(洗濯可能)といった基本機能はもちろん、遮光・遮熱・UVカット・防音など、暮らしを快適にするための多彩な機能性を備えています。
  • 環境や健康への配慮 再生ポリエステルを使用した商品や、アレルギーの原因となるアレルゲンを抑制する機能を持つ商品もラインナップ。

サンゲツのカーテンをおすすめしたい方まとめ

  • 壁紙や床材と合わせて、インテリア全体に統一感を持たせたい方
  • 豊富なデザインや色の中から、じっくりとお気に入りを選びたい方
  • 遮光や洗濯可能など、カーテンにデザイン性だけでなく高い機能性を求める方
  • 新築やリフォームを機に、空間全体の質を高めたいと考えている方

主要ラインナップ(STRINGS 2024-2026より)

DESIGN SHEER & LACE(デザインシアーカーテン)

Maison Bijoux Edition naturelle白を基調としたリュクス感あふれるシアー、贅沢に配されたダマスク柄をコード刺繍で表現しました。
 

サンゲツ:シアーSC7010

  • 光を透過するシアーカーテンを主役にする、近年のトレンドを反映したシリーズ。
  • 繊細な刺繍や美しいプリント、豊かな織りの表情が、窓辺をアートのように彩ります。
  • 日中の室内を、外からの視線を遮りつつ、やわらかく上質な光で満たします。

FUNCTIONAL CURTAINS(高機能性カーテン)

Blackout‐Plainミックス感あるモール糸使いのファブリック。濃淡ある染めが豊かなテクスチャーを生み出しています。

サンゲツ:ブラックアウトSC7217

  • 高い遮光性で寝室の眠りの質を高める「BLACKOUT」シリーズ。
  • 夏の強い日差しや冬の冷気を防ぎ、省エネに貢献する「遮熱・保温」機能。
  • 家庭の洗濯機で気軽に洗える「ウォッシャブル」機能は、ほとんどの製品に標準装備。

Trad・Elegance(トラッド・エレガンス)

Trad・Eleganceベルベット生地に2色の顔料プリントを施した、高級感溢れるダマスク柄のカーテンです。

サンゲツ:トラッド・エレガンスSC7364

  • ホテルライクな高級感や、時代に左右されない普遍的な美しさを表現するシリーズ。
  • 重厚なジャカード織りや優雅なダマスク柄、光沢のある糸使いが特徴です。
  • リビングや主寝室など、格調高く落ち着きのある空間を演出します。

施工事例(イメージ)

  • 事例1:リビングに 明るい木目の床や白い壁紙に合わせ、リネン調のナチュラルなドレープカーテンと、リーフ柄の刺繍が美しいデザインシアーをコーディネート。開放感と上質さが両立した、家族が集まるのにふさわしい空間に。
  • 事例2:寝室に 落ち着いたトーンのアクセントクロスに合わせ、ホテルライクな質感の遮光1級カーテンを選択。光を完全に遮断し、静かで質の高い眠りをサポートする空間。
  • 事例3:子供部屋に 明るく楽しい雰囲気の北欧デザインのカーテンを。ウォッシャブル機能付きなら、汚れてもすぐに洗えるので安心して使えます。

当店でも人気の「サンゲツ」実際の施工事例もご紹介させて頂いておりますので是非下記からご覧ください。

グラデーションカーテン|サンゲツ|神奈川県藤沢市

サンゲツのカーテンまとめ

サンゲツのカーテンは、「失敗しない空間づくり」を求める方に最もおすすめしたいブランドです。壁紙や床材との組み合わせを考えることで、単体で選ぶ以上の相乗効果が生まれ、インテリアの完成度が格段に上がります。

まずはデジタルブックの美しい施工写真やスタイル提案を参考に、お部屋全体のイメージを膨らませてみてください。その上で、実際の生地サンプルを取り寄せ、壁紙や床材と合わせて色や質感を確認することで、理想の空間を完璧に実現できます。

 

 

 

伊藤 裕美

 

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。

 

 

 

 

 

“尾州”発「Oribito」 日本が誇るジャガード織の伝統美を現代の窓辺に

2025.08.04

こんにちは。当社取り扱いの人気カーテンブランドを紹介するシリーズ。

今回は尾州発のジャガード織で作られた高品質カーテン「Oribito」を紹介させて頂きます。

丹羽治産業株式会社とは?

丹羽治産業は、愛知県一宮市を拠点とする1947年創業の老舗テキスタイルメーカー。
“織物の町”尾州(びしゅう)地区で、ジャガード織物を中心とした高品質なインテリアファブリックを企画・製造・販売しています。
伝統的な技術と現代的なデザイン力を融合し、「織物の新しい価値」を追求し続ける日本有数のメーカーです。

【会社紹介】
丹羽治産業 公式サイト

ジャガード織物とは?

ジャガード織物は、フランス人発明家ジャカール氏(Joseph Marie Jacquard)にちなんだ特殊な織機によって織られる、複雑な柄や立体的な模様が特徴の織物です。

  • 糸を一本一本独立して動かすことで、織りだけで多彩な文様や絵画のようなデザインを表現できる 
  • プリントでは表現できない、奥行きのある質感・重厚感・高級感が魅力 
  • カーテン、ソファ、クッションなどインテリアアイテムの高級素材として広く用いられています

 

「Oribito(織人)」について

Oribito(織人)は、丹羽治産業のジャガード織りカーテンを代表するシリーズ。
尾州伝統の技術を生かし、立体感と陰影に富んだ“織り”だけで表現された美しい柄が特徴です。

  • デザインの特徴
     日本の美意識や自然をテーマにしたモダンなパターン、洗練された色使いが印象的
     シンプルでありながら存在感があり、和・洋どちらの空間にも馴染む     
  • 高い耐久性と重厚な質感
     長く愛用できる堅牢性と、使い込むほどに味わいが増す高級感     
  • おすすめの空間
     リビング・応接間・寝室はもちろん、ホテルや高級店舗など格式ある空間にも最適    

【oribitoシリーズ詳細】 oribito紹介ページ

省エネと美しさを両立する3重構造のカーテン

丹羽治産業株式会社がお届けする「Oribitoカーテン」は、かつて「ラクシス」として親しまれ、2024年7月より「十二単(じゅうにひとえ)」と改名されたこだわりの商品です。このカーテンは、省エネ性能と高いデザイン性を両立し、一年を通して快適な室内空間を提供します。

Oribitoカーテンの主な特徴

優れた省エネ効果: Oribitoカーテンの最大の特徴は、独自の3重構造です。この構造によって生まれる2つの空気層が天然の断熱材として機能し、外気の影響を最小限に抑えます。

: 冷房の涼しさを室内に保ち、日差しによる室温上昇を軽減することで、冷房効果を高め節電に貢献します。

: 暖房の暖かさを逃がさず、効率的な保温効果を発揮し、暖房費の節約に繋がります。 これにより、遮光・保冷・防寒・保温の4つの機能が年間を通して電気代の節約をサポートします。

ジャガード織物が生む美しさと高級感: 丹羽治産業株式会社オリジナルのジャガード生地の中から、お好みのデザインをセレクトできます。繊細で立体感のある織柄が特徴で、気品あふれる美しいデザインが、お部屋に高級感とインテリア性をもたらし、日常空間を上質に彩ります。

手軽な導入: 窓ガラスの買い替えに比べてコストが低く抑えられ、設置にかかる手間や労力も少ないため、より手軽に省エネとデザイン性の向上を実現できる点も魅力です。

特にOribitoの遮光裏地付2重カーテンは、見た目の美しさだけでなく、高い機能性にもこだわっています。

  • 優れた遮光性能
    裏地に99.4%以上※の遮光率を持つ特殊生地を採用。日中は外光を程よく取り込みつつ、夜間は室内の様子をしっかりシャットアウトします。     
  • 抜群の保温効果
    表生地と遮光裏地の二重構造が空気の層をつくり、室内の暖気を逃さず、外部からの冷気をブロック。通常の一重カーテンと比べて冷暖房効率を大幅にアップさせ、光熱費の節約に貢献します。     
  • 防犯&健康サポート
    夜間、室内の灯りを外部に漏らさないため、防犯面でも安心。また、朝は適度な朝陽を取り込むことで体内時計をリセットし、一日のスタートをより快適にします。

「Oribito(織人)」代表作のご紹介

1. Oribito アナ

メーカーサイト:Oribito「アナ」

2.Oribito ピクルス

メーカーサイト:Oribito「ピクルス」

3.Oribito ブラッサム

メーカーサイト:Oribito「ブラッサム」

これらの作品はいずれもジャガード織りならではの立体感・重厚感と、日本の美意識を融合させた、Oribitoシリーズを代表するデザインです。

ジャガード織の施工事例はこちら

「Oribito(織人)」まとめ

丹羽治産業のジャガード織カーテンOribitoは、「本物の織物の美しさを日常に取り入れたい方」に最適。
プリント生地では味わえない、織りの奥深さと立体感、そして“尾州”産地の誇りを感じられる一枚です。
シンプルなモダン空間から和室・クラシックまで、長く愛される“上質な窓辺”を演出したい方に自信を持っておすすめします。

 

 

和田 千鶴子(イラスト)

🖋️ 和田 千鶴子(プランナー・カーテンアドバイザー)

商品を売るだけの販売ではなく、常にお客様の御要望に寄り添いながら御提案をさせて頂くことを心かけています。
「お客様の笑顔」のために頑張ります!
一押しのカーテン:いちご泥棒

【Sybilla】“色の魔術師”が織りなすアートなカーテン。シビラで彩るワンランク上の窓辺①

2025.07.31

【Sybilla】“色の魔術師”が織りなすアートなカーテン。シビラで彩るワンランク上の窓辺

「ありきたりなカーテンでは満足できない」 「毎日過ごす部屋だからこそ、心ときめく空間にしたい」

そんなあなたにこそ知ってほしいのが、スペインのデザイナー、シビラ・ソロンドが手掛けるファブリックブランドSybilla(シビラ)です。

今回は、独特の色彩美と自然から着想を得た美しいデザインで、世界中のファンを魅了し続けるシビラのカーテンについて、その魅力とおすすめのデザインをご紹介します。

 

Sybilla(シビラ)とは? “自然の美しさ”を暮らしに届けるブランド

Sybillaは、スペイン出身のデザイナー、シビラ・ソロンドによる国際的なブランドです。彼女が生み出すデザインは、「自然の美しさ」「心地よい色彩」「エレガントなフォルム」をテーマにしており、その独特の色使いは “色の魔術師” とも称されるほど。

日本では、100年以上の歴史を誇る老舗テキスタイルメーカー「前多株式会社」が正規ライセンシーとして、カーテンやラグ、ベッドリネンなどを展開。デザインの魅力だけでなく、国内自社工場による確かな品質(ウォッシャブル、形状記憶加工)も両立させています。

シビラのファブリックは、お部屋に一枚プラスするだけで、空間全体をアートのように、そして生命力あふれる場所に変えてくれる力を持っています。

 

アートを選ぶように楽しむ。Sybillaカーテンの代表的デザイン

数あるデザインの中から、特にシビラの世界観と多様性を象徴する3つのデザインをピックアップしてご紹介します。

 

■ フローレス (Flores):シックで存在感のある、大人の花柄

枝葉まで丁寧に描かれた美しい花々が、窓辺を上品に彩る「フローレス」。シビラらしい自然への賛美が感じられる、エレガントなデザインです。

  • デザインの特徴:繊細なラインで描かれた植物が、優雅な雰囲気を醸し出します。ただ甘いだけの花柄ではなく、どこか落ち着きのあるシックな佇まいが魅力。窓際に掛けるだけで空間が引き締まり、洗練された印象を与えてくれます。
  • こんな方・空間に
    • 上品で落ち着きのあるインテリアを好む方
    • 寝室やリビングなど、リラックスしつつも華やかさが欲しい空間に
    • クラシックな家具にも、モダンでシンプルな家具にも合わせやすいデザインです。

 

■ ベルティカル (Vertical):空間を操る、カラフルで知的な縦模様

グリーンやレッドといった複数の色を使いながらも、決して派手になりすぎない。計算されつくした色彩配置が光るストライプデザイン「ベルティカル」。

  • デザインの特徴:まっすぐなラインが天井を高く見せ、お部屋をすっきりとスタイリッシュな印象に変えてくれます。多色使いでありながら、不思議とまとまりがあり、知的な雰囲気を演出。モダンアートのような洗練されたデザインです。
  • こんな方・空間に
    • モダン、スタイリッシュなインテリアを目指す方
    • 書斎やワークスペース、男性の部屋にもおすすめ
    • 空間にリズムと個性を加えたいけれど、柄物は避けたいという方にもぴったりです。

 

■ カラダス (Caladas):息をのむほど大胆。部屋の主役になる一枚

シリーズの中で最大の花柄が描かれた「カラダス」。その名の通り、空間に鮮烈なインパクトを与える、まさに「飾る」ための一枚です。

  • デザインの特徴:窓を一つのキャンバスに見立てたような、大胆でアーティスティックな構図が特徴。大きな花柄は、お部屋の印象をがらりと変えるほどの力強い存在感を放ちます。来客の注目を集めること間違いなしのデザインです。
  • こんな方・空間に
    • シンプルな部屋に、フォーカルポイント(視線が集中する場所)を作りたい方
    • 個性的でアートな空間づくりを楽しみたい方
    • 広めのリビングやダイニング、店舗やサロンの装飾にもおすすめです。

商品紹介サイト:シビラ オーダーカーテン ドレープ

Sybillaカーテンを選ぶということ

シビラのカーテンを選ぶことは、単に窓を覆う布を選ぶ以上の意味を持ちます。

それは、アートと共に暮らし、日々その色彩からエネルギーをもらうという、新しいライフスタイルの選択です。

  • 個性的で洗練されたデザインを求めている方
  • 自然やアートが好きで、自分らしい空間を大切にしたい方
  • シンプルな空間にファブリックで彩りを加えたい方

Sybillaは、そんなあなたの感性にきっと応えてくれます。

当店でも人気のブランドで、大和市のお客様のご自宅にも施工事例がございますので是非雰囲気をお楽しみください!

スペインのカーテン|シビラ|ブランド|新築戸建|神奈川県大和市

 

Sybillaまとめ

Sybillaの魅力を最大限に活かすなら、ぜひ実際の生地サンプルを手に取ってみてください。写真だけでは伝わらない、繊細な色合いや生地の質感、柄のスケール感を確かめることで、お部屋にかけた時のイメージがより具体的になります。

また、カーテンだけでなく、クッションやラグなどをシリーズで揃えるのもおすすめです。空間に統一感が生まれ、シビラが紡ぎだすアートな世界観を、心ゆくまで満喫できるでしょう。

あなたもSybillaのカーテンで、窓辺から始まる心豊かな毎日を過ごしてみませんか?

 

 

 

太田雅也(イラスト)

 

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。

 

 

 

 

 

― 北欧物語を日常に。大人も子どもも楽しめるファブリックコレクション ― MOOMIN①

2025.07.28

さて、当店でも人気の高いカーテンブランドを紹介するシリーズ。

今回はクオーターリポート様の人気シリーズをご紹介させていただきましょう。

― 北欧物語を日常に。大人も子どもも楽しめるファブリックコレクション ―

QUARTER REPORT(クォーターリポート)

― 有名デザイナーとのコラボで生まれる唯一無二のファブリックブランド ―

QUARTER REPORTは、1973年創業の日本の老舗ファブリックメーカー。
「自分らしい暮らしをもっと楽しむ」をテーマに、
国内外で高く評価されるテキスタイルデザイナーと積極的にコラボレーションし、独自性と遊び心あふれるカーテン・クッション・ファブリック製品を生み出しています。

国内自社工場による一貫生産で、企画・プリント・縫製まで高品質なものづくりを徹底。
ブランドの枠を超えて活躍する実力派デザイナーたちとともに、
“日常にアートと物語を届けるファブリック”を多数展開しています。

■ コラボレーションする主なデザイナー(抜粋)

鈴木 マサル(Masaru Suzuki)

テキスタイルデザイナー/東京造形大学教授。自身のブランド「OTTAIPNU(オッタイピイヌ)」主宰。
マリメッコやラプアンカンクリ(フィンランド)、カンペール(スペイン)など、国内外の名だたるブランドでもデザインを手がける日本の第一人者。

岡 理恵子(Rieko Oka)

模様作家。北海道を拠点に「点と線模様製作所」主宰。
季節や天気、音や記憶などをテーマにした詩情ある模様は、多方面で高い評価を受け、作品集も定期的に出版。

ハシモト ナオコ(Naoko Hashimoto)

フリーランスのテキスタイルデザイナー/アーティスト。
「ふとした瞬間を描きたい」という思いでオリジナルテキスタイルを製作。
ファッションやインテリアブランドへの図案提供、国内外での展示など幅広く活動。

鵜飼 甘菜(Kanna Ugai)

テキスタイル・ファッションデザイナー。“Ugai”ブランド主宰。
日常の偶然的な構成を大胆な柄に落とし込み、生地づくりからパターン・縫製まで一貫して手がける。
傘やファブリックアイテムのデザインでも注目を集めている。

こうした多彩なデザイナーと直接コラボレーションすることで、
他にはない個性やストーリー性のあるテキスタイルを次々と生み出しているのが、QUARTER REPORT最大の魅力です。

定番から最新作まで、実際の生地やカーテンを手に取りながら、
“暮らしを彩るアート”との出会いをぜひお楽しみください。

出典:デザインコラボレーション

MOOMIN(ムーミン)とは?

MOOMIN(ムーミン)は、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンが生み出した世界的に有名なキャラクター。
ムーミントロールとその仲間たちが繰り広げる、やさしくてユーモラスな物語は、1945年の小説発表以来、絵本・アニメ・グッズなど多方面で親しまれ、「北欧のやさしさと哲学」が詰まった世界観が世界中の世代に愛されています。

  • 森と湖に囲まれた自然豊かな「ムーミン谷」を舞台にしたストーリー 
  • 登場キャラクターはムーミン、リトルミイ、スナフキン、スノークのおじょうさんなど 
  • 大人にも響く哲学的なメッセージやユーモア、個性豊かなキャラクターが魅力

出展:MOOMIN

MOOMINカーテンコレクションの特徴・魅力

QUARTER REPORTのMOOMINシリーズは、
ムーミンの世界観を上品かつ現代的に表現した“インテリア映えするテキスタイル”が魅力。

  • 選べる多彩なデザインパターン
     ムーミンやリトルミイ、スナフキンなど人気キャラクターや、ムーミン谷の自然、物語のワンシーンをデザインに落とし込んだ柄が多数ラインナップ。   

     

  • 大人の北欧インテリアにもなじむデザイン
     派手すぎず、落ち着いた色味・絶妙な線画や水彩タッチで、子どもだけでなく大人にも人気。   

     

  • 生地の質感と縫製へのこだわり
     国内生産ならではのしっかりとした素材感。ナチュラルコットンやリネン混など、やさしい肌触りもポイント。   

     

  • カーテン・シェードだけでなく、クッションや小物、マルチカバーも展開
     お部屋全体をムーミンの世界観でトータルコーディネートできます。

MOOMINコレクション商品ページ

代表的なデザイン例とおすすめポイント

■ 「ここにいるよ MOOMIN」

ムーミン谷の仲間たちが森の中で過ごす、物語のワンシーンを描いたテキスタイル。
ナチュラルな色合いと繊細なイラストで、北欧ナチュラルインテリアにもよく合います。

  • おすすめのユーザー層
     ムーミン好きのご家族はもちろん、自然や北欧雑貨が好きな方、おしゃれな子供部屋や大人のリビングにもおすすめ。   

     

■ 「バブルドットのミイ」

元気いっぱいのリトルミイがデザインされたパターン。
愛らしいけれど甘すぎず、アクセントとしても活躍。

  • おすすめのユーザー層
     個性的なキャラクターが好きな方、子ども部屋や趣味部屋、カジュアルなワークスペースにも。   

     

MOOMINはどんな空間におすすめ?

  • リビングや寝室に、さりげない北欧のアクセント  
  • 子供部屋やファミリールームに、遊び心と温かみをプラス  
  • 大人の書斎や趣味スペースにも、“語れるファブリック”として人気  

シンプルな家具やウッド系インテリア、ナチュラルな床・壁材と合わせると、
ムーミンのデザインがより映えます。

神奈川県綾瀬市のお客様にMOOMINのオーダーカーテンをお選び頂き、実際に取り付けさせて頂きました事例をご紹介します。

世代を超えて愛されるキャラクターでお子様からも大人気ですよ!

カジュアルリビング|カーテン|新築戸建|神奈川県綾瀬市

QUARTER REPORT × MOOMINまとめ

ムーミンのファブリックは、子ども向けというイメージを超えて、
北欧テイストやナチュラルな空間を求める大人の方にも幅広くおすすめできます。
コラボならではの独自柄やカラーバリエーションも多いので、ぜひ実物サンプルや生地見本で
質感・色味・柄のスケール感をお確かめください。

 

 

和田 千鶴子(イラスト)

🖋️ 和田 千鶴子(プランナー・カーテンアドバイザー)

商品を売るだけの販売ではなく、常にお客様の御要望に寄り添いながら御提案をさせて頂くことを心かけています。
「お客様の笑顔」のために頑張ります!
一押しのカーテン:いちご泥棒

カーテンコンシェルジュがご案内いたします。

インテリアアドバイザーが
カーテンのご相談を親身になってお聞きします。

ご来店の際に「図面」と「イメージ写真」をお持ちいただくとスムーズです。
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