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コラム

【新築・リノベ必見】カーテン設置を見据えた「失敗しない家づくり」完全ガイド

2025.11.17

マイホームの夢を叶える注文住宅やリノベーションにおいて、カーテンの設置計画を設計段階から組み込むことが、理想の窓辺を実現する唯一の最適解です。

施工後に「カーテンボックスと照明が干渉する」「電動レールをつけたいのに下地がない」といった失敗を避けるため、本記事では設計・間取り決定の段階で検討すべき8つの重要チェック項目を解説します。

はじめに:なぜ「設計段階」でのカーテン計画が必要なのか?

1. カーテンは「最後の仕上げ」ではない

こだわりの注文住宅で、「カーテンは最後に決めるもの」として後回しにすると、せっかくの設計が台無しになるケースが多発します。

カーテンは、窓という大きなキャンバスに描くアートであり、同時に断熱・遮熱といった住宅の性能を左右する重要な要素です。建物の設計・間取りと一体で考える必要があります。

2. 施工後に発覚する「失敗事例」の典型

設計段階でカーテン設置を考慮しなかったために、以下のような失敗が起こります。

  • 干渉: カーテンボックスやレールが、照明(特にダウンライト)やエアコンとぶつかり、どちらかの位置を諦めざるを得なくなる。
  • 機能性の欠如: 電動カーテンや重量のある装飾レールを設置したいのに、壁に適切な下地補強がなく、取り付けが不可能になる。
  • 光漏れ: 遮光カーテンを設置したのに、窓枠とレールの間に隙間ができ、横や上から光が漏れてしまう。

II. 失敗しないカーテンと家づくりのための4つの重要チェック項目

注文住宅やフルリノベーションの設計・間取り決定の段階で、必ず確認すべき4つの重要項目ご紹介します。

1. 【窓・間取り】カーテンの「主役」を決める

項目 確認すべきポイント
窓の大きさ・位置 掃き出し窓か腰高窓か、あるいは高所窓や吹き抜けなど、窓のレイアウトがカーテンの開閉方法やデザインに与える影響を検討する。
間取りとの関係 リビング、寝室、書斎など、部屋の用途によって、カーテンに求める遮光性・断熱性を設計段階で確定させる。

2. 【下地・設置】機能性と安全性を確保する

項目 確認すべきポイント
カーテンレールの下地 電動カーテンや、重厚な装飾レールシェードを設置する予定箇所には、必ず壁に適切な下地補強を指示する。
電動カーテンの電源 電動カーテンを導入する場合、電源の位置(コンセントや隠蔽配線)を窓の近くに確保しておく。施工後の電源後付けは非常に困難。

3. 【設備との連携】干渉を避けて美しく納める

項目 確認すべきポイント
カーテンボックスの設計 ボックスの奥行きと高さを決定する際、窓際の照明(特にダウンライト)やエアコンとの干渉を避け、十分なクリアランスを確保する。
照明・エアコンの位置 エアコンの風がカーテンに直接当たらないよう、設置位置とレールの距離を調整する。また、カーテンを閉めたときにレールの影や光が漏れないよう、照明の位置も検討する。

4. 【インテリア】質感とデザインの融合

項目 確認すべきポイント
カーテン生地の決定 壁紙(クロス)や床材の色、質感、パターン(柄)のサンプルと、カーテン生地のサンプルを設計段階で同時に確認し、トータルデザインを完成させる。
窓の形状 窓の形状(出窓、連窓、変形窓など)に合わせた、最適なレールやシェードのメカを選定する。

III. まとめ:設計のプロとカーテンのプロの連携こそが最適解

1. カーテンは「性能」と「デザイン」の最後の要素

カーテンは、耐震・断熱といった建物の構造が確定した後、その「性能(断熱・遮熱)」「デザイン」を両立させる、最も重要な最後の要素です。ここで計画を怠ると、せっかく導入した高断熱窓の性能が半減することもあります。

2. 私たちカーテンミュージアムにお任せください

私たちカーテンミュージアムは、二級建築士であるアートインテリアが運営しています。と当店の建築士や設計士と連携し、窓の仕様決定から下地、電源の位置、そして最適なデザイン選定までをサポートできるため、最も失敗が少ない「ものがたり」のある家づくりが可能です。まずは、設計図や間取り図をお持ちの段階で、お気軽にご相談ください。設計のプロとカーテンのプロが連携し、あなたの理想の窓辺を実現します。

 

 

 

 

太田雅也(イラスト)

 

🖋️ 太田雅也(プランナー・カーテンアドバイザー)

 

施工する立場からカーテンの販売、取付に関する疑問をアドバイスさせて頂きます。 一押しのカーテン:【川島】やっぱり男はギターが好き。(弾けないですが…)

 

 

 

 

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