【レースカーテンの教科書】ミラーや遮熱だけじゃない!役割からおしゃれな使い方まで
- 2025.08.28
レースカーテンを「ドレープの付属品」だと思っていませんか?
カーテンを選ぶとき、主役のドレープカーテンばかりに目が行き、レースカーテンは「とりあえず白で、安いもの」と、なんとなくで選んでしまいがちです。
しかし、レースカーテンは日中の暮らしに寄り添い、光をコントロールし、プライバシーを守る重要な役割を担っています。それだけでなく、近年ではそのデザイン性も飛躍的に向上し、窓辺の印象を決定づける「第二の主役」とも言える存在になっています。
この記事では、レースカーテンの基本的な役割から、あなたのライフスタイルに最適な一枚を見つけるための「失敗しない選び方の3ステップ」、そしてお部屋をワンランクアップさせるコーディネートのコツまで、徹底的に解説します。
レースカーテンの5つの役割|なぜ必要?
日中の多くの時間を共に過ごすレースカーテン。その5つの重要な役割を見ていきましょう。
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役割①:やわらかな光を取り込む(採光)
強い日差しを和らげ、室内にやわらかく拡散させることで、心地よい明るさの空間を作ります。
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役割②:日中のプライバシー保護(遮像)
室内を明るく保ちながら、外からの視線を遮り、日中のプライバシーを守ります。
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役割③:家具や床の日焼けを防ぐ(UVカット)
肌だけでなく、大切な家具やフローリングを変色・劣化させる原因となる紫外線をカットします。
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役割④:空間に奥行きと軽やかさを与える
透け感のある軽やかな生地が、お部屋に圧迫感を与えず、奥行きや上質な雰囲気をもたらします。
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役割⑤:熱や冷気を和らげる(遮熱・保温)
機能性の高いレースカーテンは、ドレープカーテンと同様に、窓からの熱の出入りを抑え、省エネに貢献します。
失敗しない!レースカーテンの選び方【3つのステップ】
お部屋での過ごし方を想像しながら、以下の3ステップで考えていくのがおすすめです。
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Step 1:「機能」で絞り込む
日中の「お悩み」や「希望」に合わせて、最適な機能を選びましょう。
- 【外からの視線が気になるなら】ミラー or 遮像機能: ミラーレース: 生地の裏が光り、日中外から見えにくい。価格も手頃。 遮像レース: 生地の密度が高く、昼も夜も比較的見えにくい。
- 【省エネ・日焼け対策なら】遮熱・UVカット機能: 夏の冷房効率アップや、家具の保護に効果的。
- 【花粉症の方へ】花粉キャッチ機能: 特殊な繊維が、窓から入ってくる花粉やホコリを吸着します。
- 【その他】:気になるニオイを分解する「消臭」や、菌の増殖を抑える「抗ウイルス」など、様々な機能があります。
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Step 2:「素材・織り方」で風合いを選ぶ
素材や織り方の違いで、光の通り方や質感が大きく変わります。
- 【ポリエステル】:最も一般的。耐久性が高く、紫外線による劣化に強い。機能性レースのほとんどがこの素材。
- 【天然繊維(綿・麻)】:ナチュラルで優しい風合いが魅力。ただし、シワになりやすく、紫外線で傷みやすい側面も。
- 【ボイル】:透明感が高く、さらりとした手触り。シンプルで軽やかな印象。
- 【オーガンジー】:ハリと光沢感があり、上品でエレガントな印象。
- 【編みレース】:様々な柄を表現でき、デザイン性が高い。刺繍などが施されることも。
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Step 3:「色・デザイン」でお部屋をデザインする
レースカーテンのデザインがお部屋の洗練度を決めます。
- 【色の選び方】
- 定番の白・アイボリー: どんなドレープにも合わせやすく、部屋を明るく見せる。
- カラーレース: ドレープとの色の組み合わせを楽しんだり、壁紙の色と合わせたりするとおしゃれな印象に。
- 【デザインの選び方】
- 無地: シンプルで飽きがこない。ドレープのデザインを引き立てる。
- 柄物(刺繍・プリント): 近年のトレンド。レース自体が主役になり、窓辺を華やかに彩る。
- ストライプ・ボーダー: 縦縞は天井を高く、横縞は部屋を広く見せる効果がある。
- 【色の選び方】
ドレープカーテンとの上手な組み合わせ方
レースカーテンのデザイン性を活かす、おしゃれな組み合わせ方をご紹介します。
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基本のスタイル(レースが窓側)
最も一般的なスタイル。日中はレースで過ごし、夜はドレープを閉めます。機能性を重視する場合におすすめ。
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フロントレーススタイル(レースが部屋側)
デザイン性の高いレースカーテンの柄を、日中も室内から楽しむためのスタイル。無地のドレープを背景のように使うことで、レースの美しさが際立ちます。お部屋の「主役」としてレースを選んだ場合に最適です。
レースカーテンのよくある質問(Q&A)
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Q1. 黄ばんできたらどうすればいい?
A. まずは洗濯表示に従って洗濯を試みましょう。落ちない黄ばみは、長年の紫外線やホコリ、タバコのヤニなどが原因です。酸素系漂白剤が使える場合もありますが、生地を傷める可能性もあるため、買い替えを検討するのがおすすめです。
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Q2. 正しいサイズの測り方は?
A. 幅はドレープカーテンと同じく、カーテンレールの固定ランナー間の長さを測ります。丈は、ドレープカーテンよりも1〜2cm短くするのが一般的です。こうすることで、ドレープの裾からレースがはみ出さず、すっきりと美しく見えます。
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Q3. 寿命や買い替えのサインは?
A. ドレープカーテンよりも紫外線に直接当たる時間が長いため、寿命は比較的短く、4〜5年が目安です。生地の黄ばみや黒ずみ、触った時にゴワゴワしたり、生地が破れやすくなってきたら買い替えのサインです。
【まとめ】レースカーテンは、日中の暮らしの質を高める名脇役
レースカーテンは、ドレープカーテンの陰に隠れがちな存在ですが、実は日中の光環境やプライバシー、お部屋の雰囲気をコントロールする、非常に重要なアイテムです。
機能性で日々の「お悩み」を解決し、デザイン性で「心地よさ」をプラスする。そんな視点で選ぶことで、あなたの暮らしはより豊かになるはずです。ぜひこの記事を参考に、ドレープカーテンとの組み合わせも楽しみながら、理想のレースカーテンを見つけてください。
カーテンミュージアムでは豊富なレースカーテンの中からお客様のライフスタイルに合わせて最適な1枚をご提案させて頂いておりますので是非お立ち寄りください。

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)
お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。