【ドレープカーテンの教科書】役割からレースとの組み合わせまで、知りたいこと全部
- 2025.08.25
お部屋の「主役」、ドレープカーテンをなんとなくで選んでいませんか?
「カーテン」と聞いて、多くの人が思い浮かべる厚手のカーテン。それが「ドレープカーテン」です。 お部屋の印象を大きく左右するインテリアの主役でありながら、意外と「色や柄の好みだけ」で選んでしまいがちです。
しかし、ドレープカーテンには、プライバシーを守り、光や熱をコントロールし、暮らしを快適にするための大切な役割がたくさんあります。
この記事では、ドレープカーテンの基本的な役割から、あなたのライフスタイルに最適な一枚を見つけるための「失敗しない選び方の3ステップ」、そしてお部屋をさらにおしゃれに見せるコーディネートのコツまで、徹底的に解説します。
ドレープカーテンの5つの役割|なぜ必要?
なぜ私たちはドレープカーテンを使うのでしょうか?デザイン性以外にも、暮らしに欠かせない5つの重要な役割があります。
- 役割①:プライバシーの保護 夜間、室内の照明をつけても、外からの視線をしっかりと遮り、プライベートな空間を守ります。
- 役割②:光の調節(遮光・調光) 日中に差し込む強い日差しを和らげたり、寝室で光を遮って安眠環境を整えたりします。
- 役割③:断熱・省エネ効果(遮熱・保温) 窓は家の中で最も熱の出入りが激しい場所。夏は外からの熱気を、冬は室内の暖気を逃がさないようにブロックし、冷暖房の効率を高めます。
- 役割④:防音・吸音効果 厚手の生地が、外から入る騒音や室内で発生する音の反響を和らげる効果があります。
- 役割⑤:お部屋の印象を決めるインテリア性 面積が大きいため、色や柄、素材感がお部屋のスタイル(モダン、ナチュラルなど)を決定づける重要な要素となります。
失敗しない!ドレープカーテンの選び方【3つのステップ】
たくさんの種類の中から理想の一枚を見つけるために、以下の3ステップで考えていくのがおすすめです。
- Step 1:「機能」で絞り込む まずはお部屋の「目的」や「お悩み」に合わせて必要な機能を選びましょう。
- 【寝室・シアタールームに】遮光機能: 光をどれだけ遮りたいか?遮光1級〜3級までの違いを解説。
- 【省エネ・結露対策に】遮熱・保温機能: 夏の西日が強い部屋や、冬の寒さが気になる部屋に。
- 【安全第一なら】防炎機能: 高層マンションでは必須。キッチン周りや万が一への備えに。
- 【お手入れ重視なら】ウォッシャブル機能: 家庭で洗濯可能かどうかのチェックポイント。
- Step 2:「素材」で風合いを選ぶ 素材によって、見た目の印象やお手入れのしやすさが変わります。
- 【ポリエステル】:最も一般的。シワになりにくく丈夫で、機能性も豊富。お手入れが簡単。
- 【天然繊維(綿・麻)】:ナチュラルで優しい風合いが魅力。通気性が良いが、シワになりやすく、洗濯で縮むことも。
- 【ジャカード織・プリント】:デザインの表現方法。織りによる立体的な柄か、生地の表面に柄を印刷したものか。
- Step 3:「色・柄」でお部屋をデザインする 最後に、お部屋のインテリアに合わせて色や柄を選びます。
- 【色の選び方】
- 基本ルール: 壁や床、ソファなど、面積の大きいものの色に合わせると失敗しにくい。
- 広く見せる色: 白やアイボリーなどの明るい膨張色。
- 落ち着かせる色: 青や緑などの寒色系。
- 【柄の選び方】
- 無地: 最も合わせやすく、家具や小物を引き立てる。
- ストライプ(縦縞): 天井を高く見せる効果がある。
- 大きな柄: シンプルな部屋のアクセントに。広い部屋におすすめ。
- 小さな柄: 圧迫感がなく、どんな部屋にも取り入れやすい。
- 【色の選び方】
レースカーテンとの上手な組み合わせ方
ドレープカーテンは、レースカーテンとセットで使うのが基本です。組み合わせ方で、窓辺の印象は大きく変わります。
- 基本のスタイル(ドレープが部屋側) 最も一般的なスタイル。夜はドレープを閉めてプライバシーを守り、日中はレースカーテンで光を取り込みます。
- フロントレーススタイル(レースが部屋側) ドレープカーテンを窓側に、レースカーテンを部屋側に吊るす上級者向けスタイル。美しいレースのデザインを日中も室内から楽しむことができます。無地のドレープと合わせるのがおすすめです。
ドレープカーテンのよくある質問(Q&A)
- Q1. 洗濯はどうすればいい? A. まず洗濯表示を確認します。「ウォッシャブル」マークがあれば家庭で洗濯可能です。フックを全て外し、プリーツ(ヒダ)に沿って屏風たたみにし、洗濯ネットに入れて洗いましょう。脱水は短めにし、濡れたままカーテンレールに吊るして乾かすと、シワが伸びてきれいに仕上がります。
- Q2. 正しいサイズの測り方は? A. 幅は、カーテンレールの両端にある動かないフック(固定ランナー)の間の長さを測ります。丈は、フックを引っ掛ける輪っか(ランナーリング)の下から、掃き出し窓なら床マイナス1cm、腰高窓なら窓枠プラス15〜20cmが目安です。
- Q3. 寿命や買い替えのサインは? A. 使用環境によりますが、一般的に5〜10年が目安です。生地が日に焼けて変色したり、触るとゴワゴワしたり、生地が薄くなってきたら買い替えのサインです。
ドレープカーテンは、暮らしを豊かにするパートナー
ドレープカーテンは、ただの「目隠し」ではありません。光や熱をコントロールして暮らしを快適にし、お部屋の雰囲気をガラリと変えてくれる、頼もしいパートナーです。
「どんな部屋にしたいか(デザイン)」と「どんな風に過ごしたいか(機能)」の両面から考えることで、きっとあなたの暮らしにぴったりの一枚が見つかるはずです。ぜひこの記事を参考に、楽しみながら理想のドレープカーテンを選んでみてください。
カーテンミュージアムでは豊富なドレープカーテンの中からお客様のライフスタイルに合わせて最適な1枚をご提案させて頂いておりますので是非お立ち寄りください。

🖋️ 伊藤 裕美(プランナー・カーテンアドバイザー)
お客様の気持ちを大切に、ご希望に応えられるように
常に向上心を持って仕事をします。お客様の笑顔を目標にしています。